令和4年度 決算報告 ふじみ野市の家計簿をお知らせします

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令和5年ふじみ野市議会第3回定例会で、令和4年度決算が認定されました。市民の皆さんが納めた税金や国・県からの交付金などの収入が、どのような事業に使われたのかをお知らせします。

令和4年度の一般会計における決算額は、歳入が464億1,225万2千円、歳出は434億2,620万6千円です。歳入と歳出の差額から、翌年度に使い道が決まっている財源を差し引いた実質収支は、27億4,829万円の黒字となりました。
令和3年度決算と比較すると、歳出ではふじみ野ステラ・ウェストの整備工事などにより総務費が増額となりましたが、小・中学校体育館の空調設備設置等工事の皆減などにより全体として49億9,618万9千円の減額となりました。歳入では、市税や地方消費税交付金が増額となりましたが、国庫支出金や地方債が減額し、全体として45億3,315万2千円の減額となりました。

◆経常収支比率
本市は県内市平均より硬直化が進んでいます。

経常収支比率は財政構造の弾力性を判断する指標です。数値が低いほど予算編成の自由度が高いと言われています。

◆地方債残高と基金残高

一般会計の地方債残高は390億円で、前年度に比べ23億円減りました。また、本年度は文化施設の建設などに地方債を活用するため、地方債の残高は増加する見込みです。
一方、これからの借金の償還、老朽化した公共施設の整備などのために計画的に積み立てている基金の残高は190億円となっています。

◆財政健全化判断比率・公営企業資金不足比率

※実質赤字比率と連結実質赤字比率は黒字のため「―」と表示。
※将来負担比率は発生していないため「―」と表示。

※資金不足額は発生していないため「―」と表示。

◆令和4年度の主な事業
施策体系順

▽物価高騰対策関連経費
約13億4,500万円
電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業、消費活性化クーポン給付事業、水道料金・下水道使用料減免事業、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業などを実施しました。

▽新型コロナウイルス感染症対策関連経費
約11億3,300万円
新型コロナウイルスワクチン接種事業、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業、小・中学校のタブレット端末等整備事業、小・中学校の感染症対策等支援事業などを実施しました。

▽第3庁舎の建替え事業
約2億4,500万円
地域の福祉ニーズへの対応や市民活動の活性化を図るため、老朽化していた第3庁舎の建替えを行い、社会福祉協議会の事務室の拡充や市民団体などの事務室の集約を行いました。

▽文化施設の整備事業
約11億300万円
ふじみ野市文化施設基本構想・基本計画に基づき、ふじみ野ステラ・ウェストの整備工事を実施。また、ふじみ野ステラ・イーストホール棟整備工事の基本設計を実施しました。

▽幼児教育・保育施設の運営支援事業
約32億3,000万円
全ての子どもが健やかに成長できるよう、幼児期の教育や保育などを行う幼稚園・保育施設に対して給付を行い、子育てを行う家庭の経済的負担の軽減を図るとともに保育環境の改善充実を図りました。

▽小学校大規模改造事業
約6億8,800万円
さぎの森小学校と鶴ヶ丘小学校の老朽化した校舎の大規模改造工事を実施し、学校施設の安全で快適な環境整備を図りました。

問合せ：財政課
(【電話】049・262・9004)