文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長と話そう タウンミーティング 未来へつなごうふじみ野市 地域の絆を強く結ぶ(2)

3/50

埼玉県ふじみ野市

◆地域・自治組織
Q.地域の力が重要ということであれば、自治会などが重要になってくると思います。加入が減ってきている現状を市としてどう考えていますか。
A.私の基本理念として、地域力が大切であると思っています。コロナが流行して以前のようには地域活動ができなくなりました。活動するための補助金を出していますが、自治組織が高齢化しているため、若い人たちが地域力をつくる取り組みを行っていく必要があります。行政だけではなく、自治組織と共にどのように進めるかが大事です。ぜひ、加入者が増える取り組みに協力していただきたいと思います。

Q.施政方針に「絆を深く結び直す」とありましたが、絆を深く結びつけるのがまちづくりの基本だと思います。近隣の皆さんと仲良くできる道筋、機会をつくるのは自治会の役割です。隣近所が仲良くなり、信頼しあっていざというときに助け合うことができるまちづくりをしてほしいです。
A.今のまちづくりの中で一番重要なことは、地域のつながりを強化していくことだと思います。コロナで地域の行事がなかなか実施できない中、去年ごろから色々と工夫をしながら地域の行事を再開してもらっています。自治会に入っていない人をもっと巻き込むために使っていただく補助金も新たに創設しました。行政として、地域の絆をもっと強くするような取り組みを進めていきます。

◆教育
Q.大井図書館の跡地はどうなるのでしょうか。文化施設のひとつとして郷土資料館は必要だと思います。
A.合併市ですので、同規模類似施設の上福岡歴史民俗資料館をどこかの建物に統合したいという構想がありました。大井図書館を視察し、施設の状態を確認したところ、大規模改修をすれば使用可能と判断しました。そこに上福岡歴史民俗資料館を統合して、ふじみ野市の郷土資料館にしたらどうかと思っています。統合すると移動の手段をどうするかなどさまざまな意見があると思いますので、今後考えてまいります。

◆まちづくり
Q.企業誘致の説明がありました。企業誘致をして活性化を目指すのか、ベッドタウンとして市を発展させていくのか、どうお考えですか。
A.企業誘致を最優先とは考えてはいません。ふじみ野市はベッドタウンとして発展してきた街です。時代が変わっても人と人の出会いやつながり、あったかいまちを作っていきたいと考えています。最近ですと一世代おいて市外から転入してくることも多くなっています。ふじみ野市を選んでいただき、新たな循環が生まれるといいなと考えています。

◆交通機関
Q.以前は大井総合支所とふじみ野市役所間の直行便がありましたが、今は駅で乗り換えるようになっています。直行便を再開していただけないでしょうか。
A.以前は大井総合支所では処理できない手続きがあったため、直行便を運行していました。その後タクシーチケットを導入しましたが、どちらもあまり利用されませんでした。現在は、大井総合支所で行える手続きは大幅に改善されています。公共交通機関を運行するにも市民の税金を活用しますので、少し不便ではありますが、駅経由での対応をお願いできればと思います。高齢者や障がい者、妊娠中の人や未就学児がいる子育て世帯の人に対しては、お出かけサポートタクシーという移動手段を確保しています。

Q.ふじみん号の利用料金は200円で、民間のバス料金と変わりません。高齢者を半額にしたり、高齢者パスなどを作ったりしていただければと思います。
A.ふじみん号には「料金は高くても利便性を向上してほしい」や「私たちのエリアでも走れるようにしてほしい」などさまざまな意見をいただいています。路線を増やした結果、年間8千万円以上の経費がかかっています。全体最適を目指していかなければなりませんので、ご要望も含めて相対的に考えてまいります。

平成22年度に高畑市長が就任して以来実施しているタウンミーティング(令和2年度・3年度はコロナ禍のため、自治組織の会長と懇談する形式で実施)。これまで、319回開催し、延べ1万724人の市民の皆さんにご参加いただきました。
令和6年度も実施いたしますので、ぜひご参加ください。

問合せ:広報広聴課
(【電話】049・262・9003)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU