●開館時間
火〜金曜日:午前9時30分〜午後7時
土・日・祝日:午前9時30分〜午後5時
●8月の休館日
1日(火)、7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月)、31日(木)
◆August《新着図書》
8月の新着図書を紹介します
◇王の家
江上剛/著 光文社
一代で高級家具店を築き上げた宝田壮一。身を案じてくれる三女を後継者にしたいが、三姉妹を揃えて試問会を開く。そこで思わぬ事態が起こり…。
◇かっかどるどるどぅ
若竹千佐子/著 河出書房新社
吉野さんはぎりぎりの生活を送る人々を部屋に招き入れ、食事を振る舞う。しかし彼女にも辛い過去が有り…。独りから共生へ、新しい生き方を模索する。
◇真昼のユウレイたち(児童書)
岩瀬成子/作 偕成社
生きている家族の幸せを願い、優しいまなざしを向けるユウレイたち。子ども目線でもこわくないユウレイが、力をくれる不思議な4つのお話。
◇ホッキョククジラのボウ(絵本)
アレックス・ボースマ/作・絵 ニック・パイエンソン/作 小学館
200年生きるといわれるホッキョククジラ。一頭のクジラの生涯を通じて、様変わりしていく北極海を描く。
◆戦禍の記憶をつなぐ《テーマ図書》
平和への想い
◇零から0へ
まはら三桃/著 ポプラ社
戦時中、軍用機をつくり、多くの命を奪う結果となった事を悔やむ技術者たち。終戦後、平和への願いを込めてその技術を高速鉄道の開発に捧ぐ。
◇沖縄戦を生きぬいた人びと
吉川麻衣子/著 創元社
過酷な沖縄戦を生き抜いた人びとの記憶や想い。戦中戦後、言葉にできず「思い続けていたこと」、「今ようやく語れるようになったこと」を記す。
◇ワタシゴト(児童書)
中澤晶子/作 汐文社
修学旅行で広島の原爆資料館を訪れた中学校三年生の生徒たち。壮絶な記憶を通して、戦争とは遠い世界で過ごす中学生たちの心情を描く。
◇すずばあちゃんのおくりもの(絵本)
黒井健/絵 新日本出版社
すずばあちゃんは、畑仕事が終わると道ばたに種をまく。平和への願いが込められた種はやがて村じゅうに花を咲かせる。
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