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本は人生を豊かにする「よみ愛・読書のまち」。のぞいてみよう! 未来の図書館!(2)

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埼玉県三芳町

-誰からも愛される-
『図書館の未来図!』

■1-本好きになれる町-
◆つながり広がる場
施設の複合化は子どもから高齢者まで世代を超えた多くの人が交流する賑わいの場として、施設全体に活気をもたらします。普段、関わることができない人と交流できるのは新しい図書館の強み。図書館を通して、さまざまなことに興味や関心を持つ好奇心を育てることができます。

◆本に出会うキッカケ
保健センターの健診後におすすめの本をプレゼントするブックスタート・ブックスタートプラス。保健センターも図書館と同じ施設に入るため、イベント自体にも参加しやすくなります。子どもから大人向けまで多くの図書館イベントがあるので、何かのついでに図書館イベントに参加することができるようになります。

○良い本に出会えるお手伝いをします
子どもカウンターでは、児童書に詳しい司書がレファレンスを担当します。子どもだけでなく、親御さんや学校などで読み聞かせをする人におすすめの本を聞かれた時にも、ヒアリングを行いながら、その人に合った本を案内します。
三芳町立図書館司書 西村めぐみさん

○子どもたちが本好きになれる町
三芳町は子どもの読書推進の活動がしっかりしている町です。特に図書館の児童書は常に綺麗なので、安心して本を借りることができます。選書にもこだわっていて、図書館のレベルの高さを感じます!
図書館ボランティア 鈴木理恵さん

■2-誰もが快適に過ごせる空間に-
◆読書を楽しめる快適空間
館内で本を読みながらゆっくりと過ごすことができるように閲覧席を増やし、テラス席の設置も予定しています。利用者がインターネット検索に利用できるパソコンやフリーWi-Fiなどのインターネット環境も整備しています。読書はもちろん、多くの人が読書を通じて交流できる施設を目指しています。

◆誰でも利用できるユニバーサルな空間
障がいのある人へ読書をサポートするサービスを準備。障がい者サービスコーナーでは最先端の設備や機能などが利用できる予定です。館内は車いす利用者の人も移動しやすいように書架間の距離も車いすと大人1人がすれ違うことができる1.8メートルを確保しています。書架間を広くすると、館内に置ける本の蔵書数も少なくなるため、中間書架を設置します。閉架書架に移動予定の本を開架書架より多く置ける中間書架に置くことで、蔵書数を確保することができます。

マルチメディアDAISY:表記される架書架より多く置ける中間書架に置くことで、蔵書数を確保することができます。文章を音声で聞きながら、画面上で絵や写真を見ることができます。読み上げているフレーズの色が変わるので、どこを読んでいるのか一目で分かります。

○誰もが親しめるユニバーサルな図書館!
図書館はさまざまな人が利用する施設なので、子どもや高齢者や心身機能に障がいのある人が利用しても使いやすい施設にしてほしいです。例えば、今や生活をする上で欠かすことができないスマートフォン。本の貸し借りだけでなく、スマートフォンの講座があると便利ですし、利用者は喜びます。車いす利用者が移動しやすくなるような環境の整備や、マルチメディアDAISYのデータをどこでもダウンロードして読めるようなユニバーサルな図書館を期待しています。
町内在住 荒田孝平さん

子どもから大人まで多くの人の思い出に残り、長年愛され続けてきた現在の図書館。1歳の頃から図書館のイベントに参加する美咲子さんもその1人です。母の里美さんは「図書館は娘とたくさんの思い出が詰まった大切な場所です。新しい図書館でも楽しい思い出を作っていきたいです」と期待を込めて語ってくれました。
今まで多くの人に支えられてきた現在の図書館。町では今後も窓口でも対応する本の貸出・レファレンスサービス・温かみのあるイベントなど、従来の図書館の強みを活かし、新たな設備や空間を作ることで、より多くの人が利用しやすい図書館へと進化させていきます。そして、これからも一人一人の生活や人生が豊かになるように、みなさんの「本との出会い」をお手伝いします。

■藤久保地域拠点施設整備等事業 今後のスケジュール

○藤久保地域拠点施設整備等事業 住民説明会
日時:11/18(土)18:00~19:30
場所:藤久保小学校 体育館(藤久保7233)
詳細は本紙13ページを確認してください。

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