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自治体の皆さまへ

特集 ヒト・モノ・コトがつながる町 やさしさで、つながる。(2)

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埼玉県三芳町

「ここは、自分らしく楽しめる場所」

■1人でもOK!みんなwelcome!
食べる、つながる、私たちの居場所。
町のシニアに親しまれている「ふれあいセンター」。そこには誰もが居心地の良さを感じられる、つながりのカタチがありました。

ふれあいセンターに楽しそうな笑い声が響いた6月14日(水)、この日行われていたのは、「けやき並木会食会」。上富地区で一人暮らしをする高齢者が集まり、みんなで食事や交流を楽しむイベントです。

◆想いが詰まった食事
「ここに来ればおいしいご飯を食べながらゆっくりおしゃべりができて楽しいんです」と笑顔を見せるのは参加者の小林さんと福島さん。地域の人とコミュニケーションができる良い機会になっているといいます。今回で118回目を迎えたこのイベント。コロナ禍でもお弁当の配布に切り替えるなどの対応をしながら、つながりを継続してきました。
会食会の企画や調理を担っているのはボランティアの皆さん。「食べた人からおいしいと言ってもらえるのが嬉しいし、私たちも料理が楽しいから続けているんです」と下ごしらえをしながらにこやかに語ります。会食会に使っている米や野菜は地元上富に住む協力員の皆さんから提供してもらったものも多いそうです。おかげで、栄養たっぷりの健康的なメニューを作ることができます。けやき並木会食会で生まれるたくさんの笑顔。そこには、地域の人を想うやさしい気持ちがぎゅっと詰まっています。

◆オンラインの輪
家でも職場でもない「第3の居場所」として開放されているふれあいセンターは一人でも気ままに過ごすことができる空間です。そのなかで多く見られるのは、スマホを使いこなす高齢者の姿。「誰もが最初からスマホを使えたわけではありません。わからないことはいつでも相談に乗ります」と話すのは斉藤所長。デジタル化が進む今、オンラインを「第4の居場所」と位置づけてサポートをしています。最近では来館者同士のLINEのやり取りが活発になるなど「スマートシニア」が増加中。新たなつながりの輪がオンラインでも広がっています。

○いつでも! 個別でスマホ相談 forシニア
ふれあいセンターではいつでもスマホ相談ができます。希望する人は開館時間内に職員へ気軽に声をかけてください。
・予約不要(無料)
・個別対応
・何回聞いてもOK!

◆自分らしいカタチ
ふれあいセンターを訪れた人が口をそろえて言うのは「みんなと会えるのが楽しい」という言葉。一人で来ても、周りの人が声をかけたり、気にかけたりして、顔見知りの人が増えていく―。そんなやさしい習慣が根付いているところに多くの人が居心地の良さを感じているのかもしれません。
一人でも、みんなでも、対面でも、オンラインでも。つながりにはたくさんのカタチがあります。大切なのは、そこで「楽しさ」や「生きがい」を見つけ出すこと。誰もがいつまでも自分らしく生きられるように、今日もみんなの「居場所」は皆さんをお待ちしています。

○地域を越えた交流もっと!食でつながる「みんなの食堂」
もっと食でつながりたい人は「みんなの食堂」へ。こちらは地域の枠を越えて参加できるイベントです。「いろいろな人と話せて楽しい!」と大好評。
予約はふれあいセンターへ。

■つながりでもっと輝く毎日を!

引用:内閣府「令和4年版高齢社会白書」2022年

○ADDRESS
ふれあいセンター
北永井381-3【電話】258-7211
月~土曜日 9:00~16:00
町在住の60歳以上の人が対象
待ってまーす!ブログも見てね!

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