■マレーシアから、ヒト・モノ・コトとつながる旅。
見つけた!三芳の“やさしさ”
「三芳の良いところを学びたい!」とマレーシアのペタリングジャヤ市からやってきた4人。彼らが約1か月の滞在で見つけたのは、町の日常にあふれる「やさしさ」や「つながり」でした。
「想いは伝わる。やさしさは、世界共通語。」
6月1日(木)、旧島田家住宅にマレーシアから来た4人の姿がありました。姉妹都市であるペタリングジャヤ市(PJ市)から「三芳の良いところを見て学びたい」と来日。5月12日(金)から6月9日(金)の約1か月間滞在しました。
◆つながりが多い町
「三芳の人はみんな活発で、にぎやかな町という印象です」と笑顔を見せるのはザイムさん。町の視察中に印象に残ったことを尋ねると「地域で活動しているシニア世代がたくさんいること」だといいます。PJ市は大きな都市で商業が盛んなこともあり、仕事一筋の高齢者が多く、地域でのつながりは少ないそうです。
「三芳町には高齢者や障がいのある人などをサポートする環境もあって、みんなにやさしい町。PJ市も三芳町を参考に環境を整えたい」と熱く語りました。
◆発見!三芳のやさしさ
滞在中、よく自転車で散策をしていたというサエラさんは三芳の風景がお気に入り。「町を走っていると、街路樹一本一本が大切にされているのが伝わって来るんです。とても愛情を感じます」と微笑みます。町の景色はそこに住む人が作り上げるもの。住民の皆さんのやさしい想いが美しい景観として表れています。
サエラさんは他にも印象に残った光景があったと言います。「自転車に乗っている時、車が道を譲ってくれたんです。町の中に譲りあいの精神が息づいていることにとても感動しました」と目を輝かせます。私たちにとっては日常の風景も、海外からの視点で見ると当たり前ではない「やさしさ」でできているのかもしれません。
◆想いの循環が町を作る
「このまま三芳に住みたいくらい、この町が好きになりました」と名残惜しそうに語るザイムさん。マレーシアから来た4人が教えてくれたのは、町の身近なところに「つながり」や「やさしさ」があふれているということ。やさしさがあるからつながりが生まれ、つながりがあるからやさしさが生まれる―。この循環を回していくことが、住みよい町をはぐくみます。
◆気持ちを届ける
「近所の人に挨拶をする」「自分の好きなことを発信する」など、やさしさやつながりのカタチは人それぞれ。町には、あたたかい気持ちを発信したり共有できる場所がたくさんあります。この機会に、やさしさとつながりの輪をみんなで広げていきませんか。
○今すぐできるつながり
○4人に質問!三芳町で見つけたお気に入りは?
・三富新田の風景
町中がとてもきれいで大好き!…サエラさん
・さつまいもとさつまいもチップス
実際にさつまいも畑を見ました!…ノラさん
・公園と自販機とスーパー
便利で快適に過ごせる町ですね!…ヘズリンさん
・全部!
三芳町みたいなところに住みたい!…ザイムさん
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