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自治体の皆さまへ

6月は環境月間です!

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埼玉県三郷市

市は、三郷市環境基本条例で6月を「環境月間」と定めています。これに先立ち、外来生物と家庭用ゼロカーボン促進補助金について紹介します。身近な環境の保全について関心と理解を深めるとともに、環境にやさしい行動を始めるきっかけとしてみませんか。

■ここが気になる! 外来生物(がいらいせいぶつ)っていったいなんだろう??
○外来生物ってなに?
「外来生物」とは、もともと日本にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた動植物のことです。その中には荷物の移動に紛れるなど、意図せずにやってきた動植物もいます。
日本の野外に生息する外来生物の数は分かっているだけでも約2,000種にもなります。

○特定外来生物ってなに?
外来生物として日本の外から入ってきた動植物全てが私たちの生活や在来生物に悪影響を与えるわけではありません。私たちの生活に欠かせない動植物もたくさんいます。
しかし、生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害など、極めて深刻な影響をもたらす外来生物もおり、このような外来生物を「特定外来生物」と呼びます。今、世界各地で起きている外来生物問題の多くは、この特定外来生物によるものです。

■特定外来生物が引き起こす主な問題
・生態系への影響(在来生物の消失)
・人の健康への影響(病気のまん延)
・農林水産業への被害
これ以上、特定外来生物を増やさないためには…
特定外来生物対策の3原則を覚えておくことが重要!

(1)入れない(悪影響を及ぼす恐れのある外来生物を日本に入れない)
(2)捨てない(飼育・栽培している外来生物を野外に捨てない)
(3)拡げない(既に野外にいる外来生物を他地域に拡げない)

■見かけたらお知らせください!
下記の特定外来生物を市内で目撃した場合は、市にお知らせください。
・アライグマ
・カミツキガメ
・クビアカツヤカミキリ
・ヒアリ
【HP】32326

■令和5年6月1日から身近な生き物も規制対象になります!
私たちの身近に生息しているアメリカザリガニとアカミミガメ。
これまでは規制の対象ではありませんでしたが、6月1日からは「条件付特定外来生物」に指定され、規制がスタートします。

Q.どうして規制の対象になったの?
A.アメリカザリガニは、日本全国に広く定着し、水生生物を消失させたり生態系などに大きな被害を与えてしまうんだ。
アカミミガメは、全国各地に定着し、在来カメ類の日光浴の場所や食物を奪うなどの影響を与えてしまうから規制対象になったんだよ。
→2種の生物について、環境省ホームページにくわしく掲載されているので見てみよう!

■「条件付特定外来生物」については、できること・できないことがあります。ポイントを確認しましょう!
○できる(手続不要)
・ペットとして飼育すること
・飼えなくなった場合に責任を持って飼える人に無償で譲ったり、譲り受けること
・捕まえてその場で放すこと(キャッチアンドリリース)

○できない(法律で禁止)
・生きた動植物の輸入、販売、購入、頒布を目的とした飼育
・販売を行うための商業繁殖を行うこと
・生きた動植物を野外に逃がしたり、放したりすること

〔アメリカザリガニは約5年、アカミミガメは約30年生きます。〕
どうしても飼育を続けることができなくなった場合、ご自身で譲渡する相手を探さないといけません。これから「条件付特定外来生物」の飼育をお考えのかたは、最後まで責任をもって飼育し続けるようにしましょう!

問い合わせ:クリーンライフ課
【電話】930-7716

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