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2023年 関東大震災100年 震災に備える ~過去から学び、未来を守る~(1)

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埼玉県三郷市

今年は、甚大な被害が発生した関東大震災から100年の節目の年です。
地震や津波などの自然災害を未然に防ぐことはできませんが、過去の震災の教訓を生かすことで、減災(被害を少しでも減らすこと)につなげることはできます。この機会に、過去の震災から学び、未来を守るための備えをしましょう。

■大正12(1923)年9月1日 関東大震災から学ぶ〔マグニチュード7.9〕
死者、行方不明者:約10万5千人
亡くなったかたの約9割が、地震後に発生した火災が原因でした。

◆火災の発生を防ぐ…電気が原因の火災にご注意ください
○ブレーカーの設置場所を確認しましょう
停電時に停止していた電気製品が停電の解消により通電し、近くにあるものに火が付き火災になることがあります。
避難する場合は電気製品のプラグを抜き、必ずブレーカーを落としましょう。地震の揺れを受け自動的にブレーカーが落ちる「感震ブレーカー」の設置も有効です。

ブレーカーの設置場所:
・玄関、玄関収納庫内
・台所
・洗面所、脱衣所
・トイレ
などを確認してみてください

問い合わせ:東京電力カスタマーセンター埼玉
【電話】0120-995-442

○ガスメーターの設置場所を確認しましょう
避難する場合は、ガスの元栓と屋外にあるガスメーターバルブも閉めましょう。
ビルトインタイプはコンロの下に元栓があります。LPガスの場合、容器バルブも閉めましょう。

停止したガスメーターの復帰方法:
(1)全てのガス機器を止める
(2)復帰ボタンのキャップを外す
(3)復帰ボタンをしっかり奥まで押し込み、ゆっくり離す
(4)ガスを使わないで3分待つ

問い合わせ:
・都市ガス…東京ガスネットワーク【電話︎】0570-02-3388(ナビダイヤル)
・LPガス…契約販売店

○住宅用火災警報器を設置しましょう
家庭内での火災をいち早く感知し知らせます。
逃げ遅れや被害の拡大を防ぐためにも設置しましょう。

○定期的な作動点検も忘れずに
警報器は10年を目安に交換しましょう
設置義務:寝室・階段・寝室
ガス漏れ機能付の警報器設置がおすすめ:キッチン

問い合わせ:消防本部予防課
【電話】952-1216

◆併せて確認!…水道メーターの止水栓の設置場所を確認しましょう
水道メーターは駐車場や庭先にある場合が多いです。

地震による大きな揺れで給水管がずれて漏水することがあるため、平時に止水栓の場所を確認しておきましょう。
避難する場合は漏水に備えて止水栓を閉めましょう。

問い合わせ:水道部施設課
【電話︎】952-7101

※漏水修理を行う場合は三郷市指定給水装置工事事業者へ依頼してください(集合住宅にお住まいのかたは、管理会社等にご確認ください)

水道メーターで漏水を確認できます【HP】6908
漏水になった際の初期対応について【HP】6916
三郷市指定給水装置工事事業者一覧【HP】6311

■平成7(1995)年1月17日 阪神・淡路大震災から学ぶ〔マグニチュード7.3〕
死者、行方不明者:約6,500人(災害関連死を含める)
多くのかたが、家具の転倒や建物の倒壊が原因で亡くなりました。

◆自宅の安全対策…自宅の安全確保をすることで在宅避難※ができるようになります
※大きな地震が発生したとき、自宅に倒壊や焼損の危険性がない場合に、自宅で避難生活を送る方法です。

○家具を固定しましょう
背の高い家具やテレビなどの家電を中心に、転倒防止器具を取り付けましょう。

寝室にはできるだけ家具は置かない。家具が倒れやすい方向に寝るのは避ける。
倒れても出入り口をふさがないように置く。

◆倒壊危険度の把握…自宅付近の建物の倒壊危険度を確認し、安全な避難経路を考えておきましょう
○建物倒壊危険度マップの活用
三郷市ハザードマップ内にある「建物倒壊危険度マップ」で、自宅付近の「建物倒壊危険度」が確認できます。事前に避難地図も作成しておきましょう。⇒くわしくは本紙P.5へ!

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