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みんなのひろば

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埼玉県加須市

■01 加須のITSUZAI
○書く喜びを伝えていきたい
山中翠谷(すいこく)さん
昭和25年7月生まれ、加須市出身。
小学生で書を始め、大東文化大学在学中から手島右卿(ゆうけい)(後の文化功労者)に師事。卒業後、県立高校の教諭として教壇に立ちつつ、書作活動を両立。定年退職後は、ヨーロッパやブラジルなど、国外への書の普及活動にも努める。
現在は、毎日書道会総務、全日本書道連盟評議員、全国書美術振興会評議員、独立書人団常務理事・事務局長を務めながら、2カ月に一度、市内の書道教室で講師も務める。
教室の方針は、小中学生の頃に書を教わった2人の恩師に倣い「やりたいことをのびのびと」。

「書く」「できないことができるようになる」「知らないことを知る」「本物に触れる」「創る」。書の醍醐味は、この5つの喜びを体験できるところではないでしょうか。
書を始めたのは幼い頃。落ち着きがない子どもだった私に、祖母が勧めてくれたことがきっかけでした。何につけても時間に追われる現代において、書と向き合う時間は、自分を取り戻す時間になっていると感じます。
自身を取り巻く生活環境や喜怒哀楽の感情にじっくりと向き合い、それらを表現する言葉を探していると、知らない言葉に出会うだけでなく、知っているつもりになっていた言葉の新しい側面に出会うことがあります。また、作品の実物を見ることで得られる感動から、単なる文字としての情報を超えた心の豊かさをもらえることもあります。そんな出会いや感動を経て、それまで表現できなかったものが表現できたときの喜びは、かけがえのないものです。
私の書作活動の原動力には、出会った人たちへの感謝の思いがあります。つらいとき、怠けてしまうとき、私を叱咤激励してくれるのは、大学時代の同志や書友たちの存在です。また、故郷である北川辺の友人との会話は、心の癒しであり、純粋な気持ちをよみがえらせてくれます。彼らとの巡り合わせには、感謝しかありません。
これからも、書くことの喜びを自らが感じるだけでなく、それを伝えていきたいです。また、私のことを理解し、好きなことにのびのびと向き合わせてくれる家族への感謝の心を忘れずに、教室や活動を続けていきたいです。

■02 あったかぞく
○自他共栄
青田三和子さんご家族
紹介者:和弘さん(小学6年生)
※詳しくは、本紙19ページをご覧ください。

■03 なかまとともに
○未来の日本代表を目指して
礼羽サッカースポーツ少年団
代表:加藤一(はじめ)さん

礼羽サッカースポーツ少年団は、1986年に設立した伝統ある少年団です。昨年度には騎西サッカースポーツ少年団と合併して、さらなるチーム力アップにつながり、県大会へ出場することができました。
当団は、体力・技術の向上やチームの勝利だけではなく、サッカーを通じて、人への思いやり、仲間との絆、支えてくれる人たちへの感謝の気持ちなど、健全な心身を育むことも目標にしています。
小学生の頃は「ゴールデンエイジ」といわれ、練習しただけ上達しますし、一生懸命頑張っている姿を目の当たりにすると、感動とともに日々の成長を実感することができます。
団員は、随時募集していますので、まずは気軽に無料体験にお越しください。

礼羽サッカースポーツ少年団
活動日時:
・土曜日 13時30分~17時、
・日曜日 9時~12時
活動場所:騎西総合公園(多目的広場)、礼羽小学校
問合せ:野本 剛司さん
【電話】090-7254-7358

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