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歴活(レキカツ)-知れば史るほど-

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埼玉県加須市

■大越三耕地の獅子舞
この獅子舞は、南北朝時代の1383(永徳(えいとく)3)年を起源とし、江戸時代の1738(元文(げんぶん)3)年6月に武州埼玉郡飯積村(飯積)の若山重兵衛が荒木與治右衛門に伝授したと「平井祐作流獅子舞伝書」に書かれています。
獅子舞は村の鎮守として、また、鷲神社氏子の安泰と五穀豊穣を祈願して始められ、今日まで長い間受け継がれてきました。
7月第一週の土曜日の疫病除けの祭りと、第二週日曜日の例祭(前夜祭含む)で、獅子舞が行われています。この行事を通して、歴史と伝統を守ることの意義を受け継いできたように思います。
大越在住の山口栄一氏の著書「ささら」を読むと、民俗行事を通して、人とのつながりの大切さと、民俗行事を継承するための改善の必要性を学ぶことができます。
※山口栄一氏の著書は、加須図書館・童謡のふる里おおとね図書館で閲覧できます。
紹介者:黒田茂子 加須市文化財保護審議会委員

▽鷲神社
住所:大越2550

問合せ:生涯学習課
【電話】0480-62-1223

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