■かぞ どんとこい!祭り
各町内の太鼓連が、祭りに向けて練習を始めるこの時期、そのお囃子の音は、住む人たちにとって、夏の訪れを告げるものでした。コロナ禍で遠ざかっていたその音が、今年、加須駅周辺の市街地に帰ってきました。そして、4年ぶりとなる「かぞどんとこい!祭り(加須夏祭り)」が、まもなく開催されます。
加須駅周辺の市街地を中心に毎年7月中旬の土・日曜日に行われる、かぞどんとこい!祭り。その歴史は深く、江戸時代中期から後期に始まったといわれています。初日は、各町内による神輿渡御(とぎょ)(神輿の練り歩き)、2日目には各町内の山車の引き回ししが行われます。
クライマックスは、2日目の夜に行われる「ヒッカセ」。加須駅前通りに勢ぞろいした各町内の山車が、激しく太鼓を打ち合います。駅前通りの建物に反響し、四方から押し寄せるような太鼓の音は、まさに圧巻です。
今年の夏、4年ぶりの祭りに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
※かぞどんとこい!祭りの詳細は、13ページをご覧ください。
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