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自治体の皆さまへ

特集 あらためて学ぶ洪水と避難(2)

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埼玉県加須市

■06 とるべき準備
Q いざというとき慌てないために、普段からできることはありますか?
A マイ・タイムラインを作りましょう。
マイ・タイムラインは、氾濫の危機が迫ったときに、自分や家族がとるべき行動を時間の流れに沿って整理しておく計画表です。
あらかじめ相談して決めておけば、いざというときに余裕をもって行動できます。
9ページを参考に、実際に作ってみましょう。

○作成のポイント
・「いつ」「誰が」「何をするか」を決めましょう。
・以下の順で作成しましょう。
step1 自宅周辺の被害予測を確認
step2 情報を入手する手段を確認
step3 避難行動とタイミングを決める
・定期的に家族で見直しましょう。
実際に計画どおりにならないときは、命を守る行動を優先することが大切です。

※「わが家のマイ・タイムライン」と作成例は広報紙8~9ページをご覧ください。

■洪水や防災をもっと詳しく知りたい
○防災出前講座
市職員が講師となり、希望するテーマに沿ってお話しします。
とき:年末年始を除く毎日(1回2時間まで)
ところ:公共施設や集会所
対象:おおむね10人以上の団体
費用:無料

○防災士養成講座(New)
NPO法人日本防災士機構が認定する防災士資格が取得できる講習です。
地域の防災活動に貢献したい方の資格取得を応援します。
とき:10月14日・21日・28日(各土曜日)
※全日程参加が必須
ところ:市民プラザかぞ 多目的ホール
費用:無料
申込期間:8月18日(金)~9月1日(金)

○避難に役立つ短編動画
避難に関するポイントをテーマごとに2分にまとめた動画を11本公開しています。

※詳しくは広報紙7ページの二次元コードをご覧ください。

■学びを行動に
「災害を防ぐことはできない。しかし、備えることで被害を減らすことができる」。この言葉は、これまで何度も繰り返し言われてきました。
あなたは、“備え”できていますか?
河川氾濫への最大の備えは、いざというときに迷わず逃げるための準備をすること。危険が差し迫ったときに、冷静に判断し、行動できる人は多くありません。事前に危険を知り、いつ、どこに、どうやって逃げるか、情報はどうやって手に入れるかを考えておけば、そのときに取れる行動が変わります。
日本各地で発生している河川氾濫。堤防やダムの整備を進めても、設備だけでは防ぎきれません。利根川が氾濫の一歩手前まで迫った令和元年東日本台風。次の台風が一歩手前で治まるとは限りません。
いざというときを迎える前に、今、家族や身近な人と準備を整えましょう。

問合せ:危機管理防災課
【電話】内線256

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