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《特集》~未来につなぐ、緑ある交流拠点~栄市民活動交流センター(2)

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埼玉県北本市 クリエイティブ・コモンズ

■栄市民活動交流センターの整備が進んでいます
閉校となった栄小学校を活用した、市内で最初の複合施設となる「北本市栄市民活動交流センター」は、令和5年3月の市議会で設置及び管理条例が可決されました。

■名称とコンセプト
施設名称は、市民活動の拠点施設となる事に加え、閉校となった栄小学校の名称を引き継ぐため、「北本市栄市民活動交流センター」に決定しました。
本交流センターは、「楽しみと生きがいのある暮らしを応援」し、また様々な人が未来に向かって「つどう」、「つながる」場所や、コミュニティ広場との一体的な利用を図り、新たな出会いや活動のきっかけづくりを応援する施設となることを目指しています。

■各施設について
コミュニティセンターや勤労福祉センター、保健センター、母子健康センターなどを複合化した施設で、研修室や会議室、市民公益活動支援センター、高齢者ラウンジなどを設けます。
また、屋内運動場(体育館)には、空調設備を整備予定です。

◇A 勤労福祉・コミュニティセンター
集会室や音楽室のほか、別棟の屋内運動場や研修室を備え、地域の会議やサークル活動など、多目的に利用できます。

◇B 市民公益活動支援センター
市民公益活動を行う団体(NPOやボランティア団体など)が利用でき、相互交流が可能です。

◇C 高齢者ラウンジ
趣味やボランティア等の情報・相談コーナーや手芸等の作品展示、ワークショップの開催を予定しています。

◇D 保健センター
健康相談や保健指導、健康診査などの保健サービスを提供します。

◇E 教育センター(既存施設)

◇F 石戸第二学童保育室・障害児学童保育室(既存施設)

◇G コミュニティ広場
コミュニティ広場には芝生広場・グラウンド・ウォーキングコースがあり、運動や休憩の場として利用できます。

◇H 粗大ごみ等自己搬入受付所
現在、市役所前にある受付所を移転します。

■公共施設マネジメント
市では、平成29年3月に北本市公共施設等総合管理計画を策定し、「今後40年間で公共施設の面積を50%削減すること」を目標に掲げました。その後、適正配置計画や個別施設計画(公共施設マネジメント実施計画)を策定し、公共施設の適正配置の方向性として、「閉校した学校を活用し、施設の集約化・複合化を行うプラン」を定めました。
この一連の計画策定が完了したため、公共施設マネジメントは計画段階から実施段階へ移行し、現在、これらの計画に基づき、公共施設の再編を進めています。
※広報きたもと令和2年10月号特集

■栄市民活動交流センター整備に伴う施設の廃止
集約化・複合化にあたっては、市の財政負担を軽減するため、交付税措置のある「公共施設等適正管理推進事業債」を活用しています。この事業債では、集約後5年以内に統合前の施設を廃止することが定められています。このため、コミュニティセンターは令和5年度末に、勤労福祉センターは令和6年度末に廃止予定です。

■市長コメント 公共施設の再編における「戦略的に縮む成長モデル」の実現へ
本市においては、平成28年度に「北本市公共施設等総合管理計画」を策定し、その後、適正配置計画や個別施設計画(公共施設マネジメント実施計画)を策定してきました。これは、未来の北本市を担う若者や子どもに過度な負担を残さず、良い資産を引き継いでいくために、未来の公共施設再編の方向性を見える化したものです。
本市では、人口減少や少子高齢化に伴う社会保障費の増大等の課題が差し迫る中、持続可能なまちづくりを行うため、積極的に公共施設の集約化や複合化、多機能化を進め、「うまく小さくし、質を高める」という「戦略的に縮む成長モデル」を実現してまいります。
今後も市民の皆様をはじめ、地域、関係団体の意見を伺いながら進めてまいります。引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

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