《特集》～未来につなぐ、緑ある交流拠点～栄市民活動交流センター(1)

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・元気くん…令和3年3月の閉校まで栄小学校に通う。現在は石戸小学校で学校生活を送る。
・チナツ…栄小学校の卒業生。元気くんに栄小学校がみんなが集まる施設に生まれ変わることを教える。実は…

元気くん：懐かしいなぁ、栄小…そういえば、工事が秋くらいから始まるって聞いたなぁ。
チナツ：お、元気くん、どうしたの?
元気くん：あ、おねーさん!ここにできる「栄市民活動交流センター」の話を聞いたから、どんな施設になるのか、楽しみだな～と思ってたんだ!
チナツ：よーし、それじゃあ今度行う工事が終わったらどんな施設が完成するのか説明するね。まずは各フロアの構成から。〔本紙特集面1ページ参照〕
元気くん：たくさんの施設が建物の中に入っているんだね。
チナツ：北本市で初めての「集約施設」になるんだよ。みんなが使いやすい施設になるように、工夫しているんだ。
元気くん：あれ、この建物は何?
チナツ：お、良く気付いたね…
市役所のカトウ：これは研修室と言って、演奏ホールとして使ったり、キッチンを活用したイベントを開催したりできる建物なんだよ。正面入口から入ってすぐ、A棟の前にできるんだ。
元気くん：へ～!楽しそう!
市役所のカトウ：どうも、市役所のカトウと申します。
チナツ：私の上司なの。
元気くん：おねーさん、市役所で働いてたんだ…
市役所のカトウ：例えばこんな風に…コミュニティ広場と組み合わせて、屋内と屋外、両方を使ったイベントを開催することもできるよ。
元気くん：思い出の栄小学校をこんな形でみんなが使えるようになるなんて、すごく素敵だと思う!

元気くん：ところで、おねーさんが「集約施設」って言っていたけど…それってどういうこと?
チナツ：!いいところに気付いたね。市では今後、複数の施設を「集約」した施設作りを進めていく計画があるんだ。もう少し詳しく説明するね。今、全国の自治体で施設の老朽化が課題になっているんだよ。北本市も、このまま全ての施設を維持し続けるのはとても難しくて…(修繕、維持費用の増大など…)だから、施設を積極的に集めて管理していくんだよ。

《戦略的に縮む成長モデル例》
各施設や新たなニーズを取り込んでリニューアル!
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元気くん：なるほど!集めて良くしていくんだね。合体!ってことだね。ということは…栄市民活動交流センターも、ほかの施設が集められているのかな?
チナツ：そういうこと!今回は、地域活動の場として長く親しまれてきたこの2つの施設を「集約」したんだよ。
・勤労福祉センター1978年建設(築45年)
・コミュニティセンター1979年建設(築44年)
元気くん：集約したあと、その施設はどうなるの?
チナツ：集約した後の施設は期限内に解体する必要があって、コミュニティセンターは令和5年度末、勤労福祉センターは令和6年度末に閉館するよ。こうして地域の活動の場も、それぞれ新しくなっていくんだ。
チナツ：「集約」のスケジュールはこの通り。現時点の予定だから、変更になる可能性もあるよ。

《集約スケジュール(予定)》

チナツ：栄市民活動交流センター内の各施設の利用方法等については、今後、説明会の開催を予定しています。
元気くん：みんなが使いやすい施設となるよう、取り組んでいきます。

～後日…～
チナツ：あれっ元気くん、なにしてるの?
元気くん：いつか研修室でコンサートをするための練習!

※漫画(作・政策推進課長)でお届けする公共施設マネジメントシリーズ前回までのお話は市ホームページからご覧になれます