文字サイズ
自治体の皆さまへ

《特集2》みんなでイキイキ とまちゃん体操(1)

3/50

埼玉県北本市 クリエイティブ・コモンズ

介護予防の取組みとして、7年前から各地域に通いの場が開かれている「イキイキとまちゃん体操」。参加者として体操を始め、今年の4月から台原地区で新しく通いの場を開いた山嵜さんに、活動への想いを聞きました。

■介護予防サポーター 山嵜艶子(やまざきつやこ)さん
「ご近所の皆さんと一緒に健康でいるための場所なんです」
通いの場 台原
日時:毎週水曜日10:00~11:30
場所:南小学校地域活動室

◇イキイキとまちゃん体操を始めて、歩くのが楽になった
昨年、腰を悪くして入院した後、自分の筋力がすごく落ちていることに気付いたんです。歩くのも大変で、どうにかしたいと考えていたとき、知り合いの方がたまたま教えてくださったのがとまちゃん体操でした。とにかく毎週通っていたら、半年ほどしたころ、その知り合いに「随分歩けるようになったね」と言われたんです。自分では変化に気付いていませんでしたが、いつの間にか歩くのが楽になっていて。「これは素晴らしい取組みだな、続けていかなきゃな」と思いました。

◇通いの場を始めたのは、地域のみんなと元気でいたいから
私の住む地域は高齢の方が多くて、皆さんお元気ですけれど、やっぱり腰が痛いとか足が痛いとか、そういうお話を聞くんです。だから、「自分だけではなく、近所の皆さんと一緒に健康でいられたらいいな」と思って、市役所に相談しました。ちょうど、とまちゃん体操を教える人(介護予防サポーター)の養成講座が始まると聞いて、すぐに受講を決めました。
私の地域にはとまちゃん体操の通いの場がなかったので、立ち上げは少し大変でしたけど、お試し開催にたくさんの人が集まってくださったのを見て、通いの場を開いてよかったと思いました。
通いの場を立ち上げて、私が皆さんに一番お伝えしたいのは、自分自身の体のことを自覚してほしい、ということです。やっぱり、年齢の分だけ体は衰えてくるんです。自分が経験したからこそ、そう思います。
だからこそ、日々の運動が大切なんです。このことを伝えるために、今後も活動を続けたいと思っています。

■広がるとまちゃん体操の「通いの場」
現在、「イキイキとまちゃん体操」を定期的に実施する通いの場は、各公民館や集会所など市内26か所。
地域への想いを持って通いの場を運営する、介護予防サポーターや、地域の皆さんをご紹介します。
《介護予防サポーターとは…》
市の養成講座を修了し、とまちゃん体操の盛り上げ役として、ボランティアで活動する皆さんです。お揃いの水色のTシャツがトレードマーク!

◇東間5・6丁目自治会
日時:毎週木曜日10:00~11:00
場所:東間5・6丁目公会堂
『民踊やレクダンスで楽しく継続!』
楽しく継続できるように、民踊やダンスなどのレクリエーションを取り入れています。とまちゃん体操もテンポはそのままに音楽をかけたりと、工夫を凝らしています。
皆さん、体操を続けることの効果を実感していますよ。
ぜひ参加しに来てください!

◇中央和会(わかい)(老人会「和(わ)」)
日時:毎週火曜日10:00~11:30
場所:文化センター
『地域を越えて集まる仲間』
更生保護女性会のサポーターが中心となって最初期から活動している、北本老人クラブ連合会が主催する通いの場です。地域を越えて多くの人が参加しています。
「元気で楽しく」をモットーに、おしゃべりが弾む素敵な場所です。
通いの場を新しく開く人のためのアドバイスもしていますよ!

◇本町6丁目自治会
日時:毎週火曜日10:00~11:30
場所:西小学校地域活動室
『待望の活動再開!』
コロナ禍で会場が使えず、活動を休止していましたが、様々な人に支援いただき、6月から新たな場所で活動を再開しました。再開を待ち望む声も多くて、「体操で若返った」、「お話ができるのが楽しい」と、皆さんがこの通いの場を喜んでくださっているのがとても嬉しいですね。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU