小中学校から旬の話題や作品を発信! SCHOOL LIFE(スクールライフ)

4／28

■南中学校　Minami junior high school
○生きる力を育む『食育』
本校は、埼玉県学校給食会から令和5年度「生きる力をはぐくむ食に関する指導モデル校」に指定されています。そこで、今回は2年生の取り組みの一部をご紹介します。
9月下旬に「自然教室」という1泊2日の宿泊行事を実施します。行先きは日本有数の良質米の生産地である新潟県魚うお沼ぬま市。稲作で行われる「稲刈り」「稲しばり」「はざ掛け」「落ち穂ひろい」といった普段の学校生活では経験できないことを計画しています。
7月4日、魚沼市から小島綾子(こじまあやこ)さん(魚沼農耕舎理事)と佐藤　祐子(さとう　ゆうこ)さん(魚沼市観光協会コーディネーター)をお招きして事前集会を開きました。『みんなつながっている』というテーマのもと、日本人の主食であるお米がどのようにして作られるか、そして、自然豊かな田んぼを取り巻く環境について、学びを深めることができました。
また、家庭科の授業では「食事の意味」や「食生活」「栄養素」などについて、まさに学習しているところです。生徒にとって身近な給食を例に挙げて、自分たちの生活と結び付けながら、食生活上の課題について『探究型学習(PBL)』を実践しています。さらに今年度は、小松菜・長ねぎ・白菜など、吉川産の食材を使った学校給食の献立や新メニューを考える学校給食センター主催の「学校給食献立コンテスト」に、2年生の生徒全員が挑戦します。
これからも「食」に関して探究的に学び、「食」に関する知識と、「食」を選択する力を習得し、『健全な食生活を実践できる生徒の育成』に全校を挙げて取り組んでいきます。