文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長コラム「価値ある未来を、共に」

5/28

埼玉県吉川市

■「文藝よしかわ」
年齢も地域もさまざまな市民の皆さんから、今回も多くの応募(745作品)があった中、「小説・随筆」「俳句」「短歌」「川柳」「小中学生作文」「挿絵」の6部門において、珠玉の309作品を収めた「文藝よしかわ第7号」を3月24日に刊行しました
選考は、「挿絵部門」は世界的絵本作家の葉祥明(ようしょうめい)氏、「短歌・俳句・川柳部門」は歌人の田中 章義(たなか あきよし)氏、「小説・随筆部門」は作家の佐川 光晴(さがわ みつはる)氏に今回も務めていただき、各賞が決定。私もすべての作品を読ませていただき、その素晴らしさに悩みながらも「吉川市ならでは」の作品に「市長賞」を贈らせていただきました
「文藝よしかわ」は、私達の郷土「よしかわ」が町から市になって20年を迎えた平成28年、「文化芸術の振興に力を入れ、さらに成熟した街に」という思いを込めて、市民公募にて刊行をスタート。選考委員の葉先生は「長い時間の中で、施設や建物は朽ち果てても、文化芸術はその街の哲学として受け継がれ残るのです」と、また、佐川先生は「個人のヒストリーをつづったこうした地方文学を長きに渡って蓄積してゆくと、歴史年表では表せない、郷土の歴史、郷土の風俗文化の貴重な資料となり得ます」と、「文藝よしかわ」を評してくださっています
数字や施設建設等のみを追い求める「まちづくり」ではなく、人や街への愛、人々の絆、一人ひとりの幸福実感などを育む「まちづくり」を目指している吉川市において、市民の皆さんが描く、愛や絆、幸福実感などをテーマとした作品で構成される「文藝よしかわ」は、まさに、吉川市の理念を表すものの一つだと言えます。今後も、「文藝よしかわ」をはじめ、さまざまな文化芸術の振興を市民の皆さんと共に進める中で、「成熟した街・よしかわ」を目指してゆきたいと思います。※「文藝よしかわ第8号」作品募集中!締め切りは9月29日!

問合せ:政策室
【電話】982・5112【FAX】981・5392

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU