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自治体の皆さまへ

(男女共同参画 わこうプラン推進委員だより)おるご~る No.217

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埼玉県和光市

◆マイエプロン持っていますか?
わこうプラン推進委員 星野 裕司

昭和60年代、「亭主元気で留守がいい」という言葉がテレビCMで流行し、よく耳にしたものでした。夫に元気で働いて稼いで欲しいが、家で一緒にはいたくないという妻の気持ちをユーモアと皮肉たっぷりに表現したCMでしたが、自分には関係ない話だとずっと思っていました。
ところが定年退職し、仕事に出ることもなくいつも家にいる状態が始まった時、妻から突然、「これからは家事を一部分担して欲しい」と強い宣言が発せられました。私としては家事を結構やっているつもりでおり、調理や洗濯、掃除などは妻の仕事と勝手に思っていました。しかし、妻のイライラは頂点に差しかかっていました。定年後はやりたい趣味がたくさんやれると呑気に構えていたところへ、毎回の食器洗い・ゴミ出し・床掃除・窓拭き・玄関清掃を担当せよと。
その後、3年が経過しましたが家事分担は気持ちがスッキリし、今思えば妻の負担は大きかったのかなと感じています 。これからもコミュニケーションを欠かさずに、相手の気持ちを理解しあえる夫婦になっていきたいと思っています。

問い合わせ:企画人権課 人権文化交流担当
【電話】424-9088

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