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わこう市議会だより No.121(2)

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埼玉県和光市

◆市政に対する一般質問ダイジェスト
和光市のこんなことを聞きました

一般質問とは:市政全般について、各議員が様々な角度から執行機関に対し事務の執行状況及び将来に対する方針等について報告、説明を求めて質問するものです。市民要望を交えながら議員自身の意思に基づいて質問することにより、より良き方向へ執行機関の回答を引き出していくもので、各議員が力量を発揮する場でもあります。(発言順位の順番で並んでいます)

◇問 中学校建設について
・吉田 武司(よしだ たけし)(緑風会)
質問:まちづくりの進展により生徒数の増加が見込まれていて、北側へ中学校の配置を検討する時期かと思いますが、いかがでしょうか。また、県立和光高校が3年後に閉校予定となっていますが、跡地の活用について伺います。
教育長:中学校建設要望は認識しています。適正な規模と配置の観点で市長部局と連携し検討していきます。
企画部長:跡地については、県の施設として検討されて活用がなかった場合は、地元地域の活用について意向確認がなされることになります。

◇問 フレイル予防のために行う「ちょい足し事業」の概要と狙いについて
・内山 恵子(うちやま けいこ)(緑風会)
質問:和光市が令和5年度に行うフレイル予防のための「ちょい足し事業」の概要、狙い、期待する効果について伺います。
保健福祉部長:「ちょい足し事業」は、東京都健康長寿医療センター研究所との共同事業として、市民が自主的に活動している取組に、運動や栄養、口腔機能等の向上を図る取組を専門的な見地から、ちょっと足すイメージの事業です。市民が自ら介護予防活動等に取り組めるようになる効果を期待するものです。
その他の質問:男女共同参画、防災

◇問 アクシスの今後の運営について
・渡邉 竜幸(わたなべ たつゆき)(緑風会)
質問:アクシスは市民の健康増進と明るい生活を願って、たくさんの市民の利用があります。昨年10月からと今後の運営について伺います。
市民環境部長:事業者や利用者など市民と共に今後の運営のあり方を協議していくことが重要だと考えています。民間活力の活用方法を含めた効率的・効果的な運営について、おおむね3年をめどに再検討を行う予定です。
その他の質問:市役所事業総点検、和光版MaaS、手話言語、産業育成、まちづくり、安全対策等

◇問 コロナ前と比べて6割程度の利用者数となったコミュニティセンターの個人利用推進について
・鎌田 泰春(かまだ やすはる)(国民民主党・日本維新の会)
質問:コミュニティセンターの個人利用を推進し、学生の自習や、社会人のテレワークで利用することにより、利用者数の向上を目指してはいかがでしょうか。
市民環境部長:コミュニティセンターの利用に当たっては、条例の趣旨にのっとり、本来の機能を損なわないことを前提に、社会情勢に合った施設利用を進めていきたいと考えています。
その他の質問:学校給食の食材費支援、DX化推進、30代の人口流出の調査等

◇問 駅北口階段へのエスカレーター、エレベーターの設置の早期実現を求めて
・小嶋 智子(こじま ともこ)(やさしい未来へ歩む会)
質問:駅の階段は様々な状況の方が利用されていて、安全性、利便性の確保が必要です。市民からの要望も大変多くあります。東武東上線改善対策協議会などへの働きかけを工夫して、早期設置に向けて取り組んでください。
建設部審議監:引き続き市民からの要望を酌んで、毎年、早期の設置を要望し続けたいと思います。
その他の質問:自動運転サービス導入事業、選挙(開票速報、ポスター掲示板等)、不祥事の再発防止、市役所「事業」総点検、市民生活等

◇問 中咽頭がんなどの予防になるHPV4価ワクチン接種の助成を男性にも
・伊藤 妙子(いとう たえこ)(公明党)
質問:熊谷市では、男性自身の疾病(中咽頭がん・肛門がんなど)の防止、男女間でウイルスが行き来すること、社会全体の集団免疫獲得を理由に、男性への接種費助成を開始しました。男性のHPVワクチン接種について考えを伺います。
市長:私が海外に在住の際に、男性への接種は一般的であると認識していました。HPV9価ワクチンの男性への適用拡大の動向を周知しつつ、前向きに検討します。
その他の質問:いのちの安全教育、プレコンセプションケア(※1)の推進、パートナーシップ・ファミリーシップ制度等

一般質問用語解説:
(※1)「プレコンセプションケア」…将来の妊娠を考えながら、若い世代の女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと。より健全な妊娠・出産のチャンスを増やすこと、女性や将来の家族がより健康な生活を送れることを目指す。

◇問 理化学研究所やホンダとの連携強化
・萩原 圭一(はぎわら けいいち)(改革会)
質問:理研やホンダなどと地域課題を共有し、連携をさらに推進するために、官民連携推進協議会を再開してはどうですか。また、理研に派遣している職員が定期的な業務報告と、市に改善案を提案する機会を設けてはどうですか。
企画部長:審議会などで地域課題の共有を図っています。官民連携推進協議会はコロナ禍で令和2年度以降は休止しており、再開については課題を精査して検討します。
市長:職員が派遣先での経験を組織に活かせるよう、定期的な業務報告と、改善案を提案する機会を検討します。

◇問 外環側道二車線化に伴う横断歩道の安全対策について
・片山 義久(かたやま よしひさ)(緑風会)
質問:バス専用レーンを走行する自動運転バスが止まっても、隣の車線の車が止まらない状況が危惧されます。住民が安心して横断できるよう安全対策を実施してください。
建設部審議監:信号機の設置については、引き続き交通管理者である警察と協議を行っていきます。まずは交差点手前に交差点注意の路面表示を行っていきます。
その他の質問:市役所駐輪場、選挙コストの削減、投票率を上げるための取組、通学路の安全対策、老朽化した校舎の建て替え、香害について、プレーパーク等

◇問 和光市路上喫煙の防止に関する条例を改正し、実情に対応した路上喫煙対策の強化を
・岩澤 侑生(いわさわ ゆうき)(国民民主党・日本維新の会)
質問:和光市路上喫煙の防止に関する条例において規制対象となるたばこの定義とは何か、伺います。
市民環境部長:たばこの葉の有無で判断します。「葉たばこ」「加熱式たばこ」は規制対象となり、「電子たばこ」は対象外です。
市長:対策強化の必要性を強く感じており、現行条例を是正する取組等により、実効性を高めたいと思います。
その他の質問:交付金を活用した通学路の安全対策、和光市BOSAIまちづくり伝道師養成講座、自衛官募集事務に係る対象者情報の提供等

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