地域防犯ニュース ひがしいるま

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■犯罪状況と振り込め詐欺
令和4年の県内の刑法犯認知件数(確定値)は、4万1983件であり、前年に比べ1817件の増加となっています。
また、令和4年の東入間警察署管内の刑法犯認知件数は、1602件であり、前年に比べ151件の増加となっています。
なかでも、地域住民の身近な犯罪である自転車盗難、万引きの認知件数が大幅に増加している状況です。

東入間警察署管内における令和4年の刑法犯認知件数(確定値)および特殊詐欺発生状況(暫定値)

※カッコ内は未遂で内数

◆詐欺の電話に注意
県内、東入間警察署管内における特殊詐欺認知件数、被害金額は前年に比べ大幅に増加しており、特に65歳以上の高齢者や女性の被害者が多くなっています。特殊詐欺の犯人から電話がかかってきたとの通報も毎日のように寄せられています。
「自分は騙されるはずがない」「うちの親は大丈夫だ」などといった先入観は捨てて、普段から家族や身近な人と気軽に相談できる環境づくりを心掛けましょう。

▽特殊詐欺とは
犯人が電話やハガキなどで親族などをかたり、現金やキャッシュカードを騙し取る「オレオレ詐欺」や、医療費の還付金があると言ってATMでお金を振り込ませる「還付金詐欺」などの犯罪のことです。

■犯罪被害に遭わないために
◆自転車の盗難
県内では、令和5年1月から2月末までに自転車盗難が1729件発生しており、前年に比べ595件の増加となっています。
なお、被害の6割はカギをかけていない自転車です。

▽被害を防ぐポイント
・必ず鍵をかける
・はじめから付いている鍵に加え、ワイヤーロックで二重に施錠する
・電動アシスト自転車は、バッテリーを取り外して自宅で保管する

◆侵入窃盗・強盗
県内では住宅や店舗を対象とした侵入窃盗、強盗被害が発生しています。
被害に遭わないためにも、自宅の防犯対策を見直しましょう。

▽被害を防ぐポイント
・在宅時でも戸締りをする
・ドアを開ける時はドアガード(チェーン)を利用する
・訪問者が来たときは、ドアスコープ、カメラ付きインターホンで確認する
・自宅に多額の現金を保管しない

◆電話詐欺を防ぐポイント
犯人の話術は巧妙で、電話に出ると誰でも騙される可能性があります。
犯人からの電話に出ないために、日ごろから次のような心構えを意識しましょう。
・在宅中でも留守番電話にセットする
・防犯機能付き電話を利用する
・電話は自分からかけ、家族とは合言葉を決めておく
※不審な電話がきたときは、警察に通報してください。

問合せ：
東入間警察署【電話】049-269-0110
東入間防犯・暴力排除推進協議会