明けましておめでとうございます。
日ごろより、市政へのあたたかいご支援とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
昨年は、市制施行50周年記念花火大会やFUJIMI☆クラフトビアフェスタ、全世代が交流できる新たな魅力スポットとしてリニューアルオープンしたびん沼自然公園など、多くの方で賑(にぎ)わうようすが見られ、会場にあふれるたくさんの笑顔の花、イベント実施にご尽力される実行委員の皆様の姿を拝見し、改めて地域のあたたかさ、人と人との絆の強さを確認することができました。また、市内小学校すべてでSTEM教育の実践が始まり、全国の小学生を対象に行われるロボットコンテストの予選会を兼ねた小学生ロボコン・富士見市大会を開催するなど、市制施行から半世紀が経過した本市が、次の50年に向けて新たな歩みを進める大切な一年でありました。
さて、本年は、これまでの歩みを止めることなく、これからの10年、20年、そして50年先の理想の未来へ着実に歩みを進め、飛躍する一年です。
活気と賑わいのあるまちづくりに取り組むうえで今後の成長戦略の柱となるシティゾーンにおいては、埼玉県の産業誘導地区に選定された富士見上南畑地区の造成工事や周辺道路の整備など、埼玉県と連携し、さらなる賑わいや雇用の創出を図り本市の発展につなげてまいります。
また、鶴瀬駅東口土地区画整理事業につきましては、駅前広場などの整備を進め、富士見市の玄関口にふさわしい商業地と住宅地の調和したまちづくりを進めてまいります。
豊かな自然と湧水が残る大御庵(おおごあん)の杜(もり)につきまして、自然や文化に親しみ、憩い、交流できる空間の創出に向け、引き続き利活用の検討を進めてまいります。
令和3年度から4年間の計画で進めていたすべての学校体育館へのエアコン設置工事につきましては、最終年となる本年も計画通りに進め、学習環境の向上を図ってまいります。
近年多発する豪雨などの災害から、市民の皆様の生命・財産を守るため、総合的な治水対策を引き続き実施するとともに、防災倉庫などの機能を備えた施設整備に取り組み、災害対策の強化を図ってまいります。
フレイル予防のメニューにeスポーツを導入し、フレイル予防の取組みをさらに浸透させることで、健康長寿を実現するまちづくりを進めてまいります。
そして、市役所新庁舎の整備にあたっては、これまで行ってきた市民アンケートや市民ワークショップなどのご意見を反映した新庁舎建設基本計画(案)につきまして、市民の皆様に向けた説明会とパブリックコメントを実施いたします。デジタル・トランスフォーメーションやワークスタイル改革による業務効率化により、市民サービスの向上につながるよう引き続き取り組んでまいります。
新型コロナによる世界的なパンデミックや物価高騰など、近年は想定外の事態が多く発生しています。そうした中におきましても、「みんな笑顔☆ふじみ」の合言葉に込められた希望の明かりを頼りに、しっかりと歩みを進め、すべての市民の皆様が笑顔で輝きながら暮らせるまちづくりに取り組んでまいりますので、皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。
結びに、新しい年が市民の皆様にとりまして、素晴らしい年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。
富士見市長 星野 光弘
新年のごあいさつは動画でもご覧になれます。
※詳しくは本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
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