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自治体の皆さまへ

日々是 地域おこし協力隊 活動報告 VOL.7

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埼玉県小鹿野町

◇田中
11月の「みんなの学校」にて、「からだにやさしいおやつ作り」と題し、調理の実演とお茶会を行います。今回は、冬至を目前にしたこの時期ならではの、かぼちゃのメニューをご紹介します。砂糖・甘味料、動物性の材料は一切使わず、内臓への負担が少ない、自然の甘みと旨みを活かしたおやつを作ります。調理の実演の後には、おやつとお茶をいただきながら、なぜこの材料と調理法なのか、日常の食への応用と考え方、日頃の食に関する疑問等、参加者の皆さんと気軽にお話するお時間にしたいと思っています。自分の活動を、町の皆さんにもお役立ていただきたいと考えての開催です。ぜひお気軽にお越しくださいませ!

◇野村
9月17日(日)に道の駅両神温泉薬師の湯で開催された感謝祭に、普段はものづくり体験で作成している物品の販売で出店しました。
昨年から小鹿野町の資源を活かした新しいものづくり体験事業に取り組んでいるなか、体験で制作している物品を制作せずに購入したいというご要望を受けての出店でした。今回販売したのは、おがニャッピーの鹿革キーホルダーとダリアの型染をしたバッグです。
小鹿野の資源を活かしたおみやげを販売することで、小鹿野町に訪れた方が自宅に帰っても小鹿野町を思い出し、小鹿野町に再訪してもらうきっかけになることを目指して、商品開発にも取り組んでいきたいと思います。

◇佐々木
秩父地域おもてなし観光公社から話をいただき、中学生の宿泊体験を受け入れました。昼食には小鹿野名物のわらじカツ丼を食べ、夜は自分たちで割った薪風呂、七輪でのバーベキューなど、あいにくの雨模様でしたが小鹿野町の自然を満喫しました。また、薬研を使ったスパイス作りやキャンプ用のミニライト作りと盛りだくさんの内容でとても充実した宿泊体験ができたと思います。今後も、多くの方に小鹿野町の魅力を伝えるよう活動を進めていきたいと思います。

◇等々力
【小鹿野の自生ワサビ(4)】
4回に分けてお話したワサビの話、今月が最後です。日本に自生するワサビの6系統のうち、小鹿野のワサビは東北日本にある太平洋側の品種群と日本海側の品種群のちょうど境目にあたることがわかりました。一方栽培されているワサビの品種は、古くからワサビが栽培されてきた静岡の「だるま」(東北日本・太平洋側品種)、紀伊半島の「真妻」(近畿品種)、島根の「島根3号」(中国・九州地方品種)の3つです。まちおこしとして、不用意に栽培ワサビを山に植えたりすると、こういった品種が交配してしまい、ユニークな地域のワサビの形質を汚染してしまうことになってしまいます。そのためにも、展示してある貴重な小鹿野町産の自生のワサビを育ててゆくことが大切ではないか、と考えるのです。(画像:岐阜大学山根京子研究室Webサイト)(完)
※画像は本紙P.10をご覧ください。

◇宇佐川
「みんなの学校in公民館」は、引き続き、月1回月末に小鹿野文化センターで開催しています。9月のみんなの学校では、23日(土)、24日(日)に初めて2日間開催しました。「小鹿野の歴史よもやま話」、「小鹿野Jazz倶楽部」、「未来エネルギー研究会」といった企画を始め、他にも大学と連携した企画「食のワークショップ」(立教大学・薬師丸ゼミ)や地域おこし協力隊員と連携した企画「町にハロウィンのフォトスポットを作ろう」(野村隊員)など、11種類の企画が催されました。70名ほどの方にご参加いただけました。
次回の「みんなの学校」は、11月23日(木・祝)を予定しています。お子様からご年輩の方まで、どなたでも、遊びいただけます。交流を楽しみに、あなたも「みんなの学校」へ遊びに来ませんか?詳細は回覧でも回っていますので、情報をご覧になっていただき、ぜひお気軽に、お越しください。(写真は、「大人の学校・未来会議」の様子です。)
※写真は本紙P.10をご覧ください。

〈地域おこし協力隊とは?〉
地域おこし協力隊は、地方公共団体が都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図ることを目的とした取組です。隊員は地方公共団体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
国の制度を根拠とし、地方公共団体が地域おこし協力隊を委嘱、報償費等を支払い、国は特別交付税により、その経費等を財政支援します。
※地域おこし協力隊の制度の詳細は、総務省ホームページをご覧ください。

地域おこし協力隊「小鹿野町地域おこし協力隊」の活動はFacebookで!
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:
・総合政策課
【電話】75-1238
・産業振興課
【電話】75-5061
・クライミングパーク神怡舘
【電話】26-7805
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063

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