健康日本21幸手計画(第3次)

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■『Wケア』でオーラルフレイル予防
6月4日から10日までの1週間は「歯と口の健康週間」です。口腔は食事や会話などの役割を担っています。また、歯は生きていくために、とても大切なものです。口の健康管理をし、いつまでも元気で食事を楽しむことが生涯にわたっての健康づくりになります。

◇オーラルフレイルとは
身体の衰えの一つで、口腔機能の低下や食の偏りの一つとして、予防の重要性が指摘されています。具体的には、噛めない食べ物が増えた、食事でむせやすくなった、口が乾きやすくなったなどがあります。放置すると食べられるものや量が少なくなり、食欲が低下します。すると、食事の質が悪くなるため、免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。

◇予防はセルフケアとプロフェッショナルケアの『Wケア』で
予防(1)セルフケア
セルフケアの第一歩は口腔内の清潔を維持することです。食後は必ず歯磨きをすること、舌についた汚れも取ること、寝るときは入れ歯を外し、入れ歯を綺麗に洗浄することなどが挙げられます。これらにより、誤嚥性肺炎の予防にもなります。また、笑ったり、歌を歌ったり、会話を楽しむことは、噛む力や飲み込む力の向上にも効果的です。

予防(2)プロフェッショナルケア
予防の二つ目は、かかりつけ歯科医によるプロフェッショナルケアです。口腔の中は十人十色。定期的に歯や歯肉、自分では取り除けない歯石などの状態を診てもらい、自分に合った口腔ケアの指導を受けることが大切です。

◇いつまでも自分の歯で
たくあんやフランスパンなどの固い食べ物を食べるには、18～28本の歯が必要とされています。あなたの歯は今何本ですか。
日頃から『Wケア』を行い、いつまでも自分の歯を大切にしてください。