■はぐくもう!6歳で視力1.0
生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの顔がぼんやり見えるくらいの視力ですが、3~5歳をピークに発達し、6歳で成人と同等になることから、「6歳で視力1.0」は大切な節目と言われています。そこで、6月10日が「こどもの目の日」として制定されました。
幸手市の3歳児健診では、従来の問診に加え、子どもでも簡単に検査ができる「スポットビジョンスクリーナー」というスクリーニング検査機器を使用しています。
スポットビジョンスクリーナーは、屈折異常や斜視などから引き起こされる弱視を検出することができる機械です。弱視は、早期発見すれば、ほとんどが治療により改善します。そのため、3歳児健診での視覚検査で精密検査の対象となった場合には、早めに眼科を受診することが重要です。
また、長時間にわたってスマートフォンなどのメディア機器を使用することで近視や内斜視を発症しやすいと言われています。6月10日は、メディア機器を使うときの約束事を考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
問合せ:健康増進課
【電話】42-8421
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