〈特集〉明るい未来へ飛躍する志木市を目指して 令和5年度予算(3)

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▼まちづくりサポート基金活用事業
市では、「志木市まちづくりサポート基金」として、ふるさと応援資金をはじめとした全国から寄せられた寄附金を積み立てています。令和5年度においても基金を財源とした事業を実施し、ご寄附をいただいた皆さまからの「志木市のまちづくりを応援したい」という想いをかたちにします。

▽志木市におまかせコース　103万円
災害時における迅速な対応に向けて、公園で使用する災害用仮設トイレの保管倉庫を公園内に設置するとともに、発動発電機の配備により、避難所環境の充実を図るほか、取材用高機能一眼レフカメラの更新を行い、さまざまなイベント等において活用することで、魅力的なシティプロモーションにつなげます。

▽環境保全・地域経済の充実コース　472万円
広報大使であるカパルの遠征等に係る活動費の一部を補助することに加え、いろは親水公園エリア内における鯉のぼり掲揚事業に活用することで、志木市のさらなるアピール強化を図ります。

▽子育て支援・福祉環境の充実コース　644万円
総合福祉センターの照明のLED化に加え、庁舎内のキッズスペースで利用する玩具や保育園で使用するお散歩車を整備することで、子育て支援及び福祉環境の充実につなげます。

▽都市基盤の充実コース　4,247万円
東町ふれあい広場を親しみやすい空間となるよう整備するとともに、市内要所へ防犯カメラを増設するほか、劣化が著しい公園遊具の更新や市内の歩道にベンチを設置することで、安全で安心に利用できる都市環境を整備します。

▽教育環境の充実コース　562万円
市内中学校の音楽備品の購入により教育環境の充実を図るとともに、秋ケ瀬スポーツセンターの卓球台を更新するほか、いろは遊学図書館の資料の更新をすることで、利用者サービスの充実を図ります。

▽新型コロナウイルス感染症対策コース　96万円
柳瀬川図書館の学習スペースにおける間仕切りの設置のほか、アルコール消毒液などの衛生用品を備えることで、感染症の感染拡大防止に努めます。

▼事業判定会の結果を予算へ反映
市民感覚を取り入れた事業の改善などを行うため、有識者と市民で構成する判定員が、事業の必要性を判定する事業判定会を実施しました。
今回は、シェアサイクル実証実験事業をはじめとする4つの事業について判定が行われ、その結果を令和5年度予算へ反映しました。

▽シェアサイクル実証実験
判定結果/担当課の要求どおり
令和5年度実施内容/引き続き実証実験を継続する

▽チャレンジショップ事業
判定結果/一部見直し
令和5年度実施内容/店舗設置に向けた整備は行わず、マーケティング調査を実施する

▽地域共生を目指すひきこもりサポート事業
判定結果/一部見直し
令和5年度実施内容/支援拠点の設置を見送り、直接対象者や家族を訪問して支援するアウトリーチ事業を行う

▽秋ケ瀬総合運動場スケートパーク整備事業
判定結果/一部見直し
令和5年度実施内容/スケートパークの整備は行わず、先進事例等の調査・研究を行う

■《一般会計》276億9,600万円
対前年度比：-14億6,800万円(5.0%減少)
予算総額(一般・特別・企業会計)：462億7,843万円
対前年度比：-19億2,533万円(4.0%減少)

▼歳入
歳入の大きな割合を占める市民税や固定資産税をはじめとする市税の予算額は110億7,058万円で、令和4年度に比べ、3億4,320万円の増を見込んでいます。

▽主な増減の内容
・市民税
個人市民税における納税義務者の増や法人市民税における均等割減免対象額の復活により増加の見込み(前年度比2億3,440万円増)
・市債
新庁舎建設やいろは親水公園施設再整備事業の完了による減少(前年度比17億9,550万円減)

▼歳出
歳出は前年度と比較し、市民活動の推進などのための総務費、道路や公園などを管理・整備するための土木費は減少、住民福祉推進のための民生費は増加しています。

▽主な増減の内容
・総務費
新庁舎建設事業の完了などによる減少(前年度比16億2,191万円減)
・土木費
いろは親水公園施設再整備事業の完了などによる減少(前年度比2億1,401万円減)
・民生費
自立支援介護・訓練等給付費や地域密着型サービス等整備事業費補助金などの増加(前年度比5億6,900万円増)

▼特別会計・企業会計
特別会計や企業会計は、市が特定の事業を行う場合に一般会計と区別して設置し、その特定の歳入をもって特定の歳出に充てるものです。

特別会計

企業会計

問合せ：
・予算に関すること
財政課【電話】048-473-1115
・施策に関すること
政策推進課【電話】048-473-1114