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「以心伝心」志木市長/香川武文

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埼玉県志木市

■今年の夏は盛大に!
志木市の新たなランドマークとして新庁舎といろは親水公園がオープンしてから、7月で1周年を迎えます。この1年間を振り返ると、新庁舎等完成記念イベントを皮切りに、志木市民まつりや志木さくらフェスタなど、さまざまな行事が再開されました。また、学校生活においても、運動会や修学旅行などの行事がコロナ禍で設けていた制限をなくして実施されるなど、徐々に、志木市の賑わいと皆さんの笑顔が戻ってきていることを肌で感じています。
7月には、志木の田子山富士塚の山開きをはじめ、夏を彩るさまざまなイベントが開催されます。志木の夏祭りとして、9日に宿組八坂神社祭礼、15日に下ノ宮八坂神社夏祭り、16日に産財八坂神社夏祭り、22・23日に敷島神社祭典が開催されます。今年の夏祭りでは、宿組八坂神社祭礼に下ノ宮のみこしが参加するなど、志木市の夏をさらに盛り上げる新しい企画も実施されると聞いておりますので、皆さんもぜひ会場に足を運んでいただければと思います。
また、22日には、志木市の夏の風物詩である「民踊流し」も、実に4年ぶりに開催されます。「民踊流し」は、「生まれ育った志木に対する郷土愛を育むこと」、「次世代を担う子どもたちに踊りを継承すること」の2つの想いが込められはじまり、町内会や学校でも踊りの練習が行われることで、現在までその想いがしっかりと継承されています。市民の皆さんが「志木おどり」「志木音頭」にあわせて、元気に踊り流す姿を心から楽しみにしています。
さて、7月7日は、七夕です。七夕といえば、織姫と彦星のエピソードが有名ですが、もう1つ、色とりどりの短冊を笹につるす七夕飾りも風物詩です。七夕飾りの短冊は、奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」が起源の一つとされています。「乞巧奠」は、はた織りや裁縫などの上達を祈り、7月7日の夜に行われる行事で、五色の布や糸が捧げられたそうです。その行事が日本に伝わり、五色の短冊に願い事を書いて笹につるして星に祈る、現在の形に変化したといわれています。
短冊は、高い場所に飾るほど星に願いが届くと考えられ、大ぶりな笹を準備し、屋根より高い場所に掲げる習わしがありました。私の掲げるマニフェスト「しき躍進計画35」も、太い芯の大ぶりな笹のような、必ず達成するという強い意志に、短冊のように志木市のさらなる発展を見据えた35の目標を掲げています。もちろん、これを願いでは終わらせず、一つひとつの目標が着実に成就するよう、7月の夜空を眺めながら気持ちを引き締め、市政運営に取り組んでいきます。(※「しき躍進計画35」の進捗状況については、本紙6・7ページに掲載)

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