文字サイズ
自治体の皆さまへ

〈特集2〉国道254号和光富士見バイパス開通

3/37

埼玉県志木市

国道254号和光富士見バイパス(中宗岡4丁目交差点から下南畑交差点までの1.4km)が、7月29日(土)に供用開始しました。
新たに開通した道路の整備効果や開通を記念して盛大に開催された式典・行事の様子をお伝えします。

■国道254号和光富士見バイパス
国道254号は、東京都文京区から埼玉県を南北に通り、長野県松本市に至るまでの延長284kmの一般国道です。和光富士見バイパスは、和光市内の東京外かく環状道路から富士見市内の国道463号を結ぶ総延長6.9km、標準幅員36〜42mの道路で、昭和59年度から埼玉県が事業主体となって整備を進めています。

■6.9kmのうち、約3分の2が完成
延長約6.9kmを第一期整備区間と第二期整備区間に分けて整備を進めており、第一期整備区間である東京外かく環状道路から新盛橋東交差点までの2.6kmは令和2年3月に4車線で供用開始しました。
残る約4.3kmの第二期整備区間のうち、志木市の中宗岡4丁目交差点から富士見市の下南畑交差点までの1.4kmが、7月29日(土)に上り1車線、下り2車線で開通しました。

□POINT
地盤を強くするための工事を行ったり、車道の両側に歩道及び自転車道を整備することで、歩車分離が図られ歩行者や自転車の安全な通行と周辺環境に配慮した構造の道路になっています。

■和光富士見バイパス開通により期待される効果
□周辺道路の混雑・渋滞緩和
国道254号は東京都と埼玉県を結ぶ大動脈で、物流を支える大型車の交通量も多く、1日に4万台以上の交通量(県平均の約2倍)があり、慢性的に混雑しています。
和光富士見バイパスが整備されることで、交通が転換され、周辺道路の混雑・渋滞の緩和が期待されます。

□災害時の輸送力強化
国道254号は災害時の輸送機能を担う緊急輸送道路に指定されており、広域的な輸送網を形成しています。和光富士見バイパスは、現道よりも広い幅員で整備されるため、災害時にも沿道の建物や電柱などで閉塞される可能性が低い道路となります。

□歩行者や自転車が安全に通行
現在の周辺道路は、歩道幅員が狭い区間も多く、自転車と歩行者の接触事故などの危険があります。
和光富士見バイパスは、地域の方々が安全かつ快適に道路を利用できるように、自転車道や余裕のある歩道が整備されます。また、通学路などを中心に歩道橋を設置し、安全が確保されます。

□沿線開発による地域の活性化
和光富士見バイパスの整備により、沿線地域から外環道へのアクセスが飛躍的に向上します。
この地理的優位性を生かして、沿線の開発が進み、これにより、にぎわいの創出や地域経済の活性化が期待されます。

■国道254号和光富士見バイパス 開通記念式典
7/29(土)10時~12時
7月29日(土)、国道254号和光富士見バイパスの開通を記念して、総合福祉センターで記念式典を、また和光富士見バイパスに特設会場を設け、テープカットや祝賀パレードなどの記念行事が行われました。

*画像は紙面又はHPでご覧ください。
*国道254号和光富士見バイパスの工事進捗状況など、詳しくは埼玉県ホームページをご覧ください。

問合せ:都市計画課
【電話】048-473-1913

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU