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健康寿命のばしマッスルプロジェクト ~いろは健康ポイント事業~

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埼玉県志木市

■いろは健康ポイント事業とは
40歳以上の人を対象に、運動や健全な食生活を維持、継続できるきっかけづくりとなることを目的とした事業です。
無償貸与された活動量計または専用アプリをダウンロードした自身のスマートフォンを、市内の公共施設やスーパーなどに設置した専用端末にかざすことで、歩数に応じたポイントが獲得できるほか、市の指定する健康プログラムへの参加や健診結果の提出などでもポイントが獲得できます。貯まったポイントは市内で使えるお買物券と交換でき、日常生活の中で楽しみながら、気軽に健康づくりがはじめられます。詳しくは、いろは健康ポイント事業専用ホームページをご確認ください。

■いろは健康ポイント事業で大事なこと
・健康に関心をもつ
・足部や足爪の正しいケアを実施する
・自身の状態を見える化し、活動する
・前向きに楽しく活動する
・正しい歩き方を身につける

■参加者の継続率と健康寿命
平成27年度から開始したいろは健康ポイント事業の令和4年度末の参加者は、約3,400人です。参加者の割合は、若い世代から高齢者までバランスが良い状態です。ただし各年代とも女性に比べて男性の参加者は約半分です。
また、事業参加者の継続率は、1年目の人で99.6%、2年目の人で97.2%、8年目の人は72.6%ととても高くなっています。
歩くことは健康づくりにつながります。令和3年時点で、志木市の65歳健康寿命は県内で女性は1位、男性は14位です。男女ともに県内1位になれるよう、健康づくりに取り組みましょう。

いろは健康ポイント事業参加者の推移

■アクティブ歩行でより健康に
歩行速度は健康寿命と相関関係にあることがさまざまな研究により明らかになっています。アクティブ歩行とは、時速約4km以上の早歩きの歩行のことで、いろは健康ポイント事業では、総歩数に加えてアクティブ歩行の歩数も計測しています。
令和4年度の参加者の総歩数に占めるアクティブ歩数の割合は、男性で約75%、女性で約65%と多くの人が身体活動の強い歩行ができています。引き続きアクティブ歩行を心がけましょう。

■医療費削減効果1人あたり年間約72,000円
右のグラフは、平成27年度からいろは健康ポイント事業に継続参加している人(参加者)と事業に参加していない人(非参加者)の国保医療費の変化を示したものです。いずれも年齢が上がるにつれて医療費が増加しているものの、参加者は1.51倍、非参加者は1.97倍と参加者の医療費増加が抑えられており、一人あたり年間72,661円の削減効果が得られています。
これは、継続した運動習慣により、心疾患や脳血管疾患、アルツハイマー病などの疾病を予防できているためと考えられます。

平成27年度参加者の国保医療費削減効果

問合せ:健康政策課
【電話】048-473-1674

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