武蔵野の落ち葉堆肥農法世界農業遺産推進協議会(所沢市、川越市、ふじみ野市、三芳町、いるま野農業協同組合、川越農林振興センターで構成)が世界農業遺産に申請していた「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が、FAO(国際連合食糧農業機関)によって世界農業遺産に認定されました。
◇武蔵野の落ち葉堆肥農法って?
木々を植えて平地林を育て、落ち葉を集めて堆肥として畑に入れ、土壌改良を行うことで安定的な生産を実現できる農法です。武蔵野台地に位置する所沢・川越・ふじみ野市、三芳町は火山灰土に厚く覆われ作物が育ちにくい土地でしたが、江戸時代から360年にわたってこの農法に取り組み、持続可能な農業を実現しています。この取組によって各市町全域の平地林は育成・管理され、その面影を多く残し、景観や生物の多様性を育むシステムが作られています。
この農法を次世代に継承していくため、引き続き本地域の農法の保全と発展に努めていきます。
◎関連記事「農と里山シンポジウム」(本紙11面参照)も併せてご覧ください。
詳細は市HP(検索:落ち葉)をご覧ください。
問合せ:農業振興課
【電話】2998-9158
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