議会だより(3)

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◆教育環境関係
▽第二中学校の浸水リスクと改築計画
本田麻希子議員：第二中学校は浸水想定区域にあり、5メートルから10メートルの高さまで浸水することが予想されています。また、校舎のコンクリート躯体(くたい)の劣化が進み、市の基準を下回っています。そのため、浸水から子どもたちを守ることも考えて建て替えが必要です。学校施設の建て替えに向けた計画策定の時期、建て替えを進めるための中長期的な財政計画の必要性の認識を伺います。
学校教育部長：令和6年度から7年度にかけて学校施設長寿命化基本方針の本格的な改訂作業を検討しています。また、令和8年度に学校施設長寿命化計画への改訂を予定しています。
総務部長：公共施設マネジメント基金に積み立てを行っており、財政的な裏付けがなければ改修が進まないというのは承知しています。いつ、どのような改修を進めるかというビジョンなくして金額の想定もできませんが、財政の規模感につきましては、把握しておく必要があるのではないかという指摘もいただいていることから、改修計画と合わせながら検討したいと思います。
その他の質問項目：給食配膳員の労働環境/六小・九小校舎増築工事と校庭利用/医療的ケア児への支援/第9期介護保険事業計画策定/選挙公報のデジタル化

▽教育委員会の自浄能力を高めるために
田原亮議員：市内中学校教職員の逮捕事件、もっと早い段階で広がりを防げたのではないか。元々は体罰から始まる犯行手口で、その体罰は学校も教育委員会も把握しており、この責任は一体誰が取るのだという思いです。教育委員会の自浄能力を高めるため、教育長の民間人材登用などについて市長の考えを伺います。提案人事に市長が直接話し合う機会を設けるなど丁寧な対応が無ければ、我が会派がベルトコンベアのように提案人事に賛成することはあり得ないとあらかじめ表明します。
市長：民間人を教育長に選任するという他自治体の取り組みについては承知をしていますが、朝霞市としては、教育の専門的な知識を有し、かつ熱意を持って教育行政に取り組んでいただける方を選任してきました。
また、来年度からは市長部局に第三者的な相談窓口を設置するなど、教育委員会と市長部局の連携をさらに強固なものとしていきたいと考えており、今後も朝霞市の教育を強く推進していただける方に教育長の職を担っていただきたいと考えています。
その他の質問項目：路上喫煙防止条例の効果と公園等の現状/駅周辺の喫煙所設置/自転車駐車場の課題/自転車運転のマナー向上と道路整備/教職員不足問題