■学習のすすめ~いつまでも変化しよう~
福沢諭吉は「学問のすゝめ」の中で、「人は平等に生まれる、しかし、学習によって差がつく」と説いている。
虫歯になる3要素は、(1)歯があること、(2)歯と歯の隙間に食べかすがあること、(3)時間の経過だと伺ったことがある。食べてすぐに、食べかすを除去すれば虫歯にならないと聞いたこともある。
人を構成する3要素は何であろうか。1つ目に遺伝子をあげることができる。体質は遺伝が大きく影響するとされている。2つ目に環境があげられる。親そっくりの話し方や食事の仕方など、その人の形成過程を左右するものである。3つ目に学習があげられる。学習することで、自身の可能性を広げることができる。
3要素の中で、自分自身を変化させることができるのは、学習や経験等であると考える。
心理学者のアルフレッド・アドラーは若者に「人間はいつまで変化できるのですか」と質問され、「死ぬ前日まで」と答えたそうである。そう、人は学習することでいつまでも変化し、成長できる可能性を持っているのである。
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