〔特集〕深谷市の財政状況

2／41

令和4年度(令和5年3月31日現在)の市の財政状況をお知らせします

市では、まちづくりのために、市民の皆さんに納めていただいた税金や市債(市の借入金)などを財源とし、効率的な財政運営に努めています。どのような事業にどのくらいお金が使われたかという『市の家計簿』ともいうべき財政状況を年2回に分けてお知らせしています。
今回は、令和4年度(令和5年3月31日現在)の財政状況をお知らせします。

歳入予算額…650億8,201万円
収入済額…592億6,280万円
執行率…91.1%
〈表の見方〉

歳出予算額…650億8,201万円
支出済額…536億1,800万円
執行率…82.4%
〈表の見方〉

予算額に対して、収入済額と支出済額のそれぞれに差がありますが、これは出納整理期間の収入・支出が加算されていないためです。決算の数値は、出納整理期間終了後の数値になります。
(注)出納整理期間…年度内に終了した取引について、4月1日～5月31日までに現金を収入・支出した場合は、年度内に収入・支出したものとして出納を処理することができます。この期間を出納整理期間といいます。

※数値は表示金額未満を四捨五入しているため、合計額と一致しない場合があります。
※予算額は、令和3年度の繰り越し分を含みます。

◆企業会計
水道事業　(税込み)

下水道事業　(税込み)

◆市債(借入金)

市民1人当たりに換算すると　521,536円
1世帯当たりに換算すると　1,185,366円
(人口 141,343人　世帯数 62,188世帯　令和5年3月31日現在)

◆市税の内訳

※数値は表示金額未満を四捨五入しているため、合計額と一致しない場合があります。

◆特別会計

◆市有財産
市が保有する公有財産のうち、土地は3,212,375平方メートル、建物は395,223平方メートルです。庁舎、学校、公園などの行政財産と、それ以外の普通財産とに分かれます。

令和4年度は、子育て世帯の保育料の負担軽減のため、県内初の取り組みとして、第2子保育料の無償化を実施するとともに、第1子に5万円分、第2子以降には3万円分の地域通貨ネギーを支給する『0歳児子育て支援金支給事業』を実施するなど、子育て世代が安心して出産・子育てができるよう各種支援を実施してまいりました。
また、教育の分野では、特別な支援を必要とする児童・生徒の学習を支援するインクルーシブ支援員や不登校の児童・生徒がスムーズに教室復帰できるよう支援する学校総合支援員を増員し、きめ細やかな支援体制の整備を図ってまいりました。
そして、農業と観光の振興を目的に整備を進めてまいりました花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトにより『深谷テラスパーク』、『ふかや花園プレミアム・アウトレット』、『深谷テラスヤサイな仲間たちファーム』がオープンを迎えました。本市の持続的な発展につなげるため、これらの施設を訪れた方々が市内を回遊していただくための各種事業を展開してまいります。
令和5年度は、第2次深谷市総合計画後期基本計画の初年度となることから、その基本方針である、『誰一人取り残さない　みんながうれしい　ふかや』の実現に向けて、各施策を推進してまいります。
深谷市長　小島　進