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自治体の皆さまへ

市長の深谷がいい話

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埼玉県深谷市

■令和6年能登半島地震
新たな年を迎えるめでたい日であるはずの元日に、大きな災害が起こってしまいました。
改めて、能登半島地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
発生後、すぐに支援物資をお送りしたかったのですが(東日本大震災の際は、友好都市の岩手県田野畑村に向け、すぐに出発しました)、受け入れ先がない中での出発はかえって迷惑になるので、まずは情報収集に努めました。そんな中、深谷商工会議所青年部が、青年部のネットワークで受け入れ場所への搬入を調整しているとの情報が入り、そのトラックで市の備蓄品を被災地に届けることができました。1月5日のことです。
一方で、被災地の力になりたいとの市民の気持ちを受け止めるために、公共施設に募金箱を設置するとともに、有志の小中学生と街頭募金を行いました。駅で募金活動をしていて感じたのが、高校生など若いかたは募金をしたくても現金を持ち歩かないということです。そのため、キャッシュレスの募金を受けられるよう調整しています。
被災地応援の職員派遣の要請も積極的に応じるよう指示をしていて、1月14日に給水車を派遣したのを皮切りに、避難所対応などの職員を次々に派遣しています。長期戦になるかと思いますが、息の長い支援を続けていきたいと考えております。
被災地で給水作業にあたった職員からは、普段から地域のコミュニティが確立していたためか、若い住民が積極的に動いたり、高齢者のお世話をしていたりする姿が印象的だったとの報告がありました。自治会活動など地域のつながりの大切さも感じた次第です。

深谷市長 小島 進

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