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(特集)おいしい!の記憶~狭山の学校給食~

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埼玉県狭山市

■令和5年度 秋期企画展
会期:12月3日(日)まで
時間:9時~17時(最終入場16時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)
料金:200円、高大生150円、中学生以下無料
※11月14日(火)県民の日は入場無料

昭和33年に始まった狭山市の学校給食。現在、市内の給食センターから公立小・中学校に毎日約10,200食を提供し、子どもたちの成長を支えています。12月3日(日)まで開催されている狭山市立博物館の企画展では、日本の学校給食の歴史や、市が行う給食への取り組みなどをご紹介しています。その見どころなどについて、本展を企画担当した肥沼さんと小池さんに伺いました。

過去に学校給食を味わった誰もが「懐かしい」の気持ちを抱くことができる企画になっています。まさに今、学校給食を食べている小・中学生も、この企画展を見れば給食がさらにおいしく感じられるようになるかも!?(小池さん・肥沼さん)

【第1部】
◇日本の学校給食の歴史
日本の学校給食は、明治22年、山形県鶴岡町(現・鶴岡市)にある私立忠愛(ちゅうあい)小学校から始まったといわれています。始めは生活が苦しい家庭の子どもに無償で昼食を用意したことがきっかけです。時代とともに変わり続ける学校給食を、パネルやレプリカで知ることができます。

レプリカは年代ごとに用意!どの世代の方にも懐かしいと感じてもらえると思います。狭山市の学校給食のレプリカもありますよ(小池さん)

【第2部】
◇狭山市の学校給食の歩み
狭山市では、昭和33年に一部の学校で自校給食が始まり、昭和47年に学校給食センターが完成しました。安定して給食を届けられるようになってからは、地元の食材を使用したり、新メニューを開発したりと狭山市ならではの特徴が見え始めました。小・中学生においしい!を届けている狭山市の学校給食の歴史や学校給食センターの取り組み、日々の調理風景などをご紹介。歴代の食器も並びます。

給食を作る際に使用する大きなしゃもじや泡立て器などの調理器具、厨房機器をご覧いただけます。現在の食器に使われている童絵作家・池原昭治さんのイラストの原画も展示します!(肥沼さん)

【第3部】
◇ぼくとわたしの給食の思い出~過去・現在・未来~
狭山市では、四季折々の旬の食材や市内で取れた農産物を学校給食に使用しています。それらを使ったオリジナルメニューも豊富。これまでに提供したメニューは「マッチャくん(パン)」「さやまっ茶プリン」「里芋コロッケ」などさまざま。これらの取り組みは、食を通して地域の歴史や風土を知ってもらう食育としての役割を担ってきました。
狭山市の食育やオリジナルメニューに関する制作秘話のパネル展示、人気給食ランキング、学校給食の思い出エピソードなどを紹介する「ぼくとわたしの給食の思い出」のコーナーも。学校給食の思い出に浸ることができますよ。

■館内1階「稲荷山カフェコメと茶」企画展関連メニュー
◇脱脂粉乳
昭和30年代まで学校給食で飲まれていた懐かしの味!アルマイト製の器で召し上がれ♪

◇さやまっ茶プリン
狭山の抹茶を使った今も人気の給食デザート!

◇思い出の学校給食ランチメニュー
給食を再現したメニューを数量限定で提供!
提供日:10月22日、11月5・19日(日)

※メニューなどの詳細はホームページをご覧ください

■学校給食ギャラリートーク
学芸員と入間川学校給食センターの栄養士が、トークを交えて企画展を案内します。
日時:11月19日(日)、13時30分~14時30分
※予約不要

■工作教室 秋のまいまい体験講座
人気の砂絵をはじめ、飛び出す献立カードなどを作ることができます。
日時:会期中の土・日曜日、祝日 (1)10時30分~12時(2)13時30分~15時
費用:200円~300円

問合せ:博物館へ
【電話】2955-3804

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