文字サイズ
自治体の皆さまへ

(特集)狭山茶2.0~進化していく狭山茶~(4)

9/52

埼玉県狭山市

■急須がなくても、狭山茶を手軽においしく!
「お茶は急須がないと入れられないでしょ?「」忙しくてお茶を入れる時間がない」お茶を飲むとなると、急須に茶葉を入れてお湯を注ぎ、茶葉が開くのを待って…という工程が頭をよぎり、手間がかかるイメージを持っている方もいますよね?でも実は、手軽にお茶を味わう方法もあるんです。市内で茶業を営む宮野さんが、さまざまなお茶の入れ方をお教えします。

◇お茶を楽しむことが最優先
急須を使ってお茶を入れることは、日本文化の一つとして長年親しまれてきました。今でもそのイメージをお持ちの方が多いと思いますが、お茶をおいしく入れる方法は急須だけではありません。茶器がなくても、お湯を沸かさなくても、お茶をおいしくいただくことができるんですよ。我々茶業者にとっては、作法を気にすることよりもお茶を味わってもらえることの方が嬉しいです。自分に合った入れ方を見つけて、お茶を楽しむ心を大切にしてほしいなと思っています。

◇急須でお茶を入れる=おもてなしの心
急須はお茶を入れることを目的として作られたものなので、お茶を入れるのに適した容器であるといえます。でも私は、おいしいお茶を入れることができるから急須を使ってほしい、と思っているわけではありません。急須でお茶を入れるという行為は誰かを思って時間を作ること、つまりおもてなしの心。お茶を飲む際に急須を用いることは、おいしさを求めるだけでなく、その心遣いが人と人との気持ちをつないだり、自分の心に余裕を持ったりすることにつながります。日々の忙しい生活の中で、お茶の味や香りだけでなくお茶と共に人や自分を思う時間を楽しむことこそが、お茶の持つ素晴らしさだと思っています。

◇地元の名産「狭山茶」を誇れるように
お茶の楽しみ方に正解はありません。手軽さを求めるもよし、おいしさや飲むことによる効能を求めるもよし。緑茶と麦茶を混ぜてみるなど、自分なりにアレンジするのもありです。各々のライフスタイルに合った入れ方で地元の名産「狭山茶」を楽しめば、人に誇れるおいしさに気付くはず。

〇抽出温度によって変わる成分
抽出する際の水の温度によって、お茶に溶け出す成分はさまざま。お茶の渋み・苦みが苦手な方には水出しもおすすめ!

≪Profile≫
宮野圭司さん
(有)宮野園の5代目で日本茶インストラクターの資格を持つ。宮野園は工場で茶葉の焙煎・仕上げを行うだけでなく、茶摘みや抹茶挽(ひ)きなどの体験ができる茶農園。市内の小学校や、市内外のイベントで狭山茶の魅力を伝える活動を行っている。

〇“フィルターインボトルで味わう”(ICE)
ワインのような形をしたボトル。お茶を水出しで楽しめる容器です。容器に水とお好みの茶葉を入れ、冷蔵庫で3〜6時間冷やしておくだけ。ゆっくりと時間を掛けて、茶葉の旨味を抽出します。注ぎ口部分にフィルターが取り付けてあるので、茶葉を気にせずそのまま注ぐことができます。

〇“茶こしを使って味わう”(HOT/ICE)
急須代わりになるのが茶こしを使った入れ方です。大きめの容器に茶葉を入れたらお湯(または水)を注いで抽出し、飲む用のコップ(湯飲み、グラス、マグカップなどなんでもOK)の口の部分に茶こしをセット。注ぐときに茶葉が茶こしに溜まります。
(POINT)茶葉は茶こしではなく、容器に入れる。茶葉がしっかりと開いておいしさを引き出すことができますよ!

〇“そのほかにも”
粉末茶をお湯(または水)にサッと溶かしたり、ドリッパーを使って入れたりするのもおすすめ。ペットボトルの蓋の部分に付ける茶こし「chattea(チャッティー)」を使えば、ペットボトルが急須代わりに。茶葉を入れて持ち歩くことのできるマイボトルも。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU