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自治体の皆さまへ

(特集)「見る」言語で想(おも)いを伝える -2-

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埼玉県狭山市

■手話をやってみよう!

狭山市手話・要約筆記の会 天の川
会長 澤田和子さん
副会長 野村和代さん

狭山市聴覚障害者の会に所属している、ろう者の方との交流をメインに活動しています。家族や友人など身近にろう者の方がいることをきっかけにこの会へ入る方が多いです。ろう者の方や手話を習得した方と一緒に手話でコミュニケーションをとることができ、相互の学びの場にもなっています。
手話は「言語」なので、英語など他の国の言葉を学ぶことと同じ感覚です。他の言語と違うのは、手話を使ったコミュニケーションは目と目が合っていないとできないということ。それは手の動きだけではなく、表情も大切だからです。学びたい・伝えたいという気持ちを持ち、全身で手話を楽しんでほしいと思っています。興味のある方は、お気軽にご連絡ください。

狭山市手話・要約筆記の会 天の川
会員数:約30名
活動日:手話は毎週火曜日、要約筆記は不定期
活動場所:社会福祉会館

問合せ:狭山市ボランティアセンターへ
【電話】2954-0294

■狭山市手話通訳者派遣事務所
病院の診察、市役所や銀行での手続き、就職面談など、手話でのコミュニケーションが必要な際に手話通訳者を派遣しています。また、手話講習会を毎年実施しています(次回の募集は6年春ごろを予定)。

〇手話奉仕員養成講習会
手話について学んでみたい方や、ボランティアとして聴覚障害者の日常会話を支援したいと考えている方に向けた講習会です。

〇手話通訳者養成講習会
手話通訳者になることを目的とした講習会です。講習修了後、認定試験を受験して合格すると、手話通訳者として登録されます。派遣の依頼があった際には、手話通訳者がサポートを行います。

狭山市手話通訳者派遣事務所
【電話】2003-3742【FAX】2003-3746

■狭山市の取り組み
〇手話ポスターの掲示
簡単な手話を覚えてもらうために、手話ポスターを作成しました。市内の小・中学校や公共施設、店舗などに掲示します。

〇聴覚障害者相談員を配置
市役所の障がい者福祉課で、聴覚障害者の日常生活や社会生活における困りごとや悩み相談、病院への同行や家庭訪問などを行っています。また、聴覚障害者との関わり方・接し方に悩む、周囲の方々も相談することができます。相談員を配置している自治体は、県内でさいたま市と狭山市のみです。

〇あいサポート運動を実施
聴覚障害者に限らず、障害のある方が暮らしやすい地域共生社会を実現するために「あいサポート運動」を行っています。これは、多様な障害の特性を理解し、障害者が困っている時に「ちょっとした手助け」を行う運動のことです。

→あいサポーターとは
多様な障害の特性、障害者が困っていること、障害者への必要な配慮などを理解し、日常生活において手助けをしたいと思っている方であれば、誰でもなることができます。

→あいサポーターになるには
狭山市社会福祉協議会や研修講師が行うあいサポーター研修に参加して説明を受けていただきます。あいサポート運動に関心のある方であれば、誰でも受講できます。

問合せ:狭山市社会福祉協議会地域福祉担当
【電話】2954-0294

〇手話体験講座の開催
初心者や親子向けの手話体験講座を公民館などで行っていきます。

≪開催を予定している講座≫
8月…親子向け(中央公民館)、大人向け・親子向け(入曽地域交流センター)
12月…大人向け・子ども向け(新狭山公民館)
講座情報は決まり次第、市の公式ホームページでお知らせします。

■ワンポイント手話
さまざまな場面で使える簡単な手話を5つご紹介します。ろう者の方とのコミュニケーションで使ってみてください。
・ありがとう
・こんにちは
・お疲れさま
・よろしくお願いします
・うれしい、楽しい
※詳しくは紙面をご参照ください

問合せ:障がい者福祉課へ
【電話】2941-2679

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