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あなたも狙われている!?特殊詐欺・闇バイト

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埼玉県狭山市

■高齢者を狙った「特殊詐欺」
2億6,581万円
令和4年に狭山警察署管内で発生した特殊詐欺による被害金額です。つい「自分は特殊詐欺にはだまされない」と思ってしまいがちですが、危険は身近なところに潜んでおり、実際に多くの方が被害に遭っています。

◇実録!狭山で起きた詐欺事件簿
〇この言葉が出てきたら危ない!
「通帳・キャッシュカードを渡してほしい」
警察官を名乗る人から「あなたの個人情報が悪用されて口座を勝手に作られている」と電話があった後、金融機関職員を名乗る人から「キャッシュカードを新しくする必要があるので、職員を向かわせる」という電話が入り、自宅を訪問されキャッシュカードをだまし取られた

「至急お金を準備してほしい」
孫になりすました人から「知人とトラブルを起こし裁判をすることになった。弁護士が裁判費用として400万円必要だと言っている」と電話があり、弁護士の知人と名乗る人に現金をだまし取られた

「料金が支払われていない・未納になっている」
電話会社を装った「ご利用料金についてのお知らせ」というメールが届き、記載された電話番号に架電したところ電話会社職員やインターネットセキュリティ協会を名乗る人たちから「インターネット使用料が未納になっている」と言われ、指定された口座に振り込みさせられた

◇詐欺師たちを撃退するには
〇警察官や金融機関職員などを名乗る人でもすぐに信用しない。氏名を聞き、その人が所属する機関に電話をして存在を確認する
〇会話の中で口座番号や暗証番号を聞かれても教えない。キャッシュカードや通帳を渡さない
〇ペットの名前や両親の旧姓など、家族の中で電話で話す際の合言葉を決める

◇固定電話のセキュリティをアップしましょう
市では被害防止の効果が期待できる、自動応答・録音機能を内蔵する固定電話などの購入費用を助成しています

◇困ったら迷わず相談を
狭山警察署【電話】2953-0110

■若者を狙った「闇バイト」
5月8日銀座の時計店で強盗事件発生
この事件の実行犯たちは闇バイトとして集められたと言われています。取り返しのつかない犯罪行為に手を染めてしまうまでには、どのようなやり取りが行われているのでしょうか。

◇闇バイトにハマっていくストーリー
(1)犯罪組織からのコンタクト
SNSや匿名掲示板で「お金に困っているので仕事をください」などと発信すると、犯罪組織からのダイレクトメッセージが届く。求人内容は、勤務条件からは考えられないような高額な報酬が設定されているものや、業務内容が曖昧に記載されているものが多い

(2)犯罪行為の実行役として使われる
犯罪行為に使われる口座や携帯電話を提供する役、「かけ子」と呼ばれる特殊詐欺の電話役、「出し子」と呼ばれるATMからのお金の引き出し役、「受け子」と呼ばれる現金や荷物の受け取り役など、警察に捕まりやすいと言われる犯罪行為の末端を担う使い捨ての駒に

(3)脅されて、さらなる重犯罪へ
やめたいと言っても犯罪組織から「家に行く」「家族に危害を加える」などと脅され、やむを得ず、より重大な犯罪に手を染めてしまう

◇闇バイトに手を出さないために
〇アルバイトを探すときには「裏バイト」「高額バイト」「即日現金」「簡単高収入」などの言葉にだまされない
〇楽をして大金を稼げるアルバイトは存在しないということを頭に入れておく
〇怪しいと思ったら、すぐに友人や家族、警察へ相談する

◇困ったら迷わず相談を
警察相談専用電話♯9110
狭山警察署【電話】2953-0110
ヤングテレホンコーナー【電話】048-861-1152

問合せ:交通防犯課へ
【電話】2937-6641

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