収蔵品展 はじめての日本美術

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狭山市立博物館には、開館以来さまざまな分野の美術品が寄贈・寄託されてきました。収蔵品の中には、美術的価値の高い作品も数多く含まれています。本企画展では、狭山市指定文化財を含む約40点の作品を、初めて日本美術を観賞する方にも楽しんでいただけるように展示しています。今月は、企画展をより楽しむための見どころなどを紹介します。

会期：2月25日(日)まで
時間：9時～17時(最終入場16時30分)
休館日：毎週月曜日(休日は開館)
料金：150円、高大生100円、中学生以下無料

■日本美術をはじめて見る方へ
「日本美術」というと、少し敷居が高いように感じる方もいらっしゃると思います。そう思っている方にも気兼ねなく日本美術に触れてもらうことができるのが、この企画展です。
日本美術の楽しみ方に正解はありません。自由に見て、自分なりに感じることが、美術鑑賞の面白さのひとつです。私たちが用意した解説パネルを踏まえて、別の視点から見てみるのもオススメですよ。ぜひ、日本美術の魅力を探りにいらしてください!
(学芸員　小林さん)

(Point)
解説パネルは、大人向けと子ども(小学校中学年)向けの2種類を用意しました。子ども向けのパネルには、作品を見るためのヒントが書かれています。親子で楽しめますよ!
(学芸員　大久保さん)

■かざる日本美術
絵画を中心とした、飾って楽しむ作品をご紹介。日本近代美術を代表する画家・横山大観や藤田嗣治(つぐはる)などの作品をはじめ、市内在住の鈴木至夫(のりお)さんや池原昭治さんの作品も展示しています。日本美術の色味や質感を、間近でご覧ください。

■つかう日本美術
日本美術では、日常生活で使用する道具にも美が見いだされています。日用品でありながらも、細部まで職人のこだわりが見られます。その作品が使われていた時代を想像しながらご覧ください。

■日本美術にふれる
まいまいホールには、和室の一角を再現したブースが登場!掛軸や絵巻に直接触れることができます。工作教室では、人気の砂絵をはじめ、企画展にちなんだ「ミニかけじく」も作ることができます。

◇工作教室冬のまいまい体験講座
日時：2月10～12日、17・18、23～25日(土・日曜日、祝・休日)
(1)10時30分～12時
(2)13時30分～15時
費用：200～300円

問合せ：博物館へ
【電話】2955-3804