町長年頭挨拶

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新年あけましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃より町政に対するご支援とご協力をいただき、心から感謝申し上げます。
世界では「ロシアによるウクライナ侵攻」や「パレスチナ問題」などの紛争が続いていますが、早く平和な世界が訪れてほしいと思います。国内では、急速に進む人口減少・少子高齢化やデジタル化、価値観の多様化など、社会が大きな変化を迎えています。また、物価高騰や災害への不安も高まっています。
町ではこれらに対応するため、「総合計画」を基本に、一つひとつの課題に向き合い行政を運営しています。中でも、「子育て支援」や「健康長寿」「町民参加」などの分野に力を入れています。
町の昨年を振り返りますと、多目的交流施設敷地内の神泉総合支所庁舎が完成し、3月28日開庁式を行い新たに業務を開始しました。
これまでの業務に加え、支所管内の観光に関することや林業振興、地籍調査等の業務を移管し、総合支所の機能強化を図りました。また、朝日バスの延伸とともに、ステラ神泉の機能を移転したことで、体操やダンス、演奏会、各種イベントでの利用など、地域の皆様の交流の場としての役割にも大きく期待しています。
そのような中、5月には、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行され、各地に賑わいが戻ってきました。
10月には3大イベントである町民体育祭、コスモスまつり、冬桜まつりが関係者皆様のご協力のもと再開され、多くの皆様にご好評をいただきました。徐々にではありますが、地域コミュニティの再生を実感しております。
様々な課題がある中で、今後とも持続可能な活力ある未来を築くため、「スピード感ある事業執行」や「事業効果の検証・見直し」「町民の皆様が何を求めているか」「町が発展するために真に必要で効果的な事業の選択」などに視点を置き、行政運営を進めます。今後とも、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
結びに、本年の干支は「辰年」です。竜が天に昇るような勢いで、笑顔の輪が広がることを願ってやみません。本年が町民の皆様にとって素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

神川町長　櫻澤晃