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【特集】10日から全面開庁~新たな蕨のシンボルへ~市役所新庁舎が完成

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埼玉県蕨市

建替え工事が完了し、新庁舎が完成しました。ここ「【特集】10日から全面開庁~新たな蕨のシンボルへ~市役所新庁舎が完成」では、新庁舎の特徴や概要、先月18日の落成式と内覧会の様子を紹介します。

令和2年秋から建替え工事を進めてきた市役所庁舎が完成し、2日に部分開庁、10日から全面開庁します。
市では「―歴史・文化を活かし『未来の蕨』を創造―人と環境にやさしく、市民に親しまれ、安全でコンパクトな庁舎」を基本理念として、新庁舎の建設工事を進めてきました。新庁舎では、免震構造を採用し、旧庁舎での課題であった安全性を確保。また、太陽光パネルの設置や遮熱効果のあるルーバーで建物を囲うなど、環境にも配慮しています。県道に面した外スペースには市民交流の広場、建物内には多目的会議室やカフェスペースを設け、親しみやすい庁舎に。そのほか新庁舎の特徴は、下記で紹介します。
市民サービス、災害対応の拠点として生まれ変わった新たな市のシンボルでもある新庁舎。この完成を機に、市ではこれからも、市民の皆さんに親しまれ、ずっと住み続けたいと思えるような蕨のまちづくりを進めていきます。

■9月18日に落成式・内覧会を開催
多くの関係者を招待し、落成式を行いました。式典では、テープカットやくす玉開披、記念植樹を実施。参加した皆さんは、万雷の拍手で新庁舎の完成をお祝いしました。

○夫婦で内覧会に参加
佐藤 俊彦(さとう としひこ)さん 北町2丁目
市民課の受付モニター設置で利便性が上がりましたね。カフェスペースもあり、市民が来やすい場所になったと思います。また、災害時の拠点にもなり、安心できますね。

■新庁舎の特徴
ここでは、新庁舎の主な特徴について紹介します。

○―防災拠点となる安全な庁舎―
地震に強い免震構造を採用し、災害時にも業務を継続して行うことができます。また、非常用発電機設備や防災情報システムの導入のほか、マルチディスプレイ等を整備した大会議室を設置するなど、災害対応・復旧拠点となる安全な庁舎となっています。
[免震装置]
建物を支えるとともに、地震による揺れを大幅に軽減できる装置です
[非常用発電機設備]
水害の影響がない屋上に設置。停電が起きた場合にも庁舎機能を維持します
[大会議室]
仕切り壁で2室に分けても利用できる会議室。災害時には災害対策室になります

○―環境にやさしい庁舎―
[テラコッタルーバー]
土を素焼きしたルーバーで日ざしを抑制。双子織の特徴的な色彩を採用しています
[エコボイド]
建物中央の吹抜空間。自然採光の取り入れとともに、自然通風で換気もされます
[太陽光パネル]
屋上のスペースを有効活用。太陽光発電で、消費エネルギーを削減します
屋上に太陽光パネルを設けるなど、自然エネルギーを活用できる作りとなっています。
外観には遮熱効果のあるルーバー、建物内には1階から5階までの吹抜空間「エコボイド」を設置。消費エネルギーを抑えた、省エネで環境にやさしい庁舎となっています。

○―利用しやすく親しみやすい庁舎―
1階エントランスに市民課の自動受付機や住民票などの自動交付機を導入したほか、各階に相談室、1・2階に授乳室を設けました。また、1階フロアにはフリーWi-Fiスポットや多目的会議室、カフェを設置するなど、利用しやすく親しみやすい庁舎となっています。
[相談室]
各階にプライバシーに配慮した相談室が設けられています
[多目的会議室]
待合い室としての利用のほか、講演会や公共的なイベントなどに利用できます
[カフェスペース]
いれたてのコーヒーが楽しめる憩いのスペースです(蕨市社会福祉協議会運営)

■~新庁舎の概要(各階のフロア図は本紙6ページ参照)~
住所:中央5-14-15
敷地面積:4,306.41平方メートル
建築面積:1,485.29平方メートル
延床面積:6,513.74平方メートル
階数:地上5階
駐車場:80台(公用車含む)
駐輪場:70台程度
構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、免震構造

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