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おたっしゃ通信 6月号

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埼玉県飯能市

健康寿命 生涯現役 〜ずっと元気にはつらつと〜

■夏場の食中毒予防と冷蔵庫の正しい使い方
蒸し暑い夏が近づいてきました。食中毒への予防はしていますか?
食中毒は年間を通して報告されていますが、細菌は高温多湿の環境で増殖しやすくなるため、細菌による食中毒の発生は夏(6月〜9月)が最も多くなります。
食中毒の発生場所は飲食店に限らず、家庭でも多くみられます。そのため家庭内での予防も大切です。
食中毒の主な症状としては、吐き気、おう吐、腹痛、下痢などが見られ、発熱を伴う場合もあります。症状が重いと激しい下痢やおう吐で脱水を起こしたり、吐いたものがのどにつまり窒息したりするなどの危険性があります。体力が低下している高齢者や持病のある方は、より一層の注意が必要です。

◆食中毒予防で大切なことは菌を「つけない・増やさない・やっつける」
(1)菌をつけない(清潔・洗浄)
・作る人も食べる人も石けんでよく手を洗う
・調理器具は洗剤でよく洗う
・肉や魚は専用のまな板と包丁で切る
・保管するときはふたやラップをする

(2)菌を増やさない(迅速・冷却)
・食品は高温多湿の場所などに出したままにせず、冷蔵庫などで保管する
・冷蔵庫には食品が冷めてから入れる

(3)菌をやっつける(加熱・消毒)
・よく加熱する(食品の中心まで火を通す)
・使用後の調理器具は台所用漂白剤や熱湯で消毒をする

◆冷蔵庫の正しい活用法
夏場の食品保存の強い味方「冷蔵庫」を、正しく活用し、食中毒を予防しましょう。

▽活用のポイント
・冷蔵庫は定期的に掃除や消毒を行い、清潔に保つ
・食品を買ってきたら、表示を確認し、必要な食品はすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる
・ドアの開閉は必要最低限にし、開けている時間を短くする
・冷蔵庫内に冷気が行き渡るよう、詰め込みすぎないようにする(7割程度が目安)
・定期的に冷蔵庫内を確認し、期限の切れた古い食品は処分する
・開封、開栓した食品は早めに使い切る(開封日を記入しておくと確認しやすい)
・家庭で料理した食品は冷めてから冷蔵庫に入れる
・肉や魚介類は他の食品に触れないよう、容器や袋に入れて保存する

◆食品・食中毒に関することは狭山保健所へ問い合わせてください。
埼玉県狭山保健所
【電話】04-2941-6535

問い合わせ:介護福祉課
【電話】973-3753

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