近年、野生動物による農作物の被害が増加しています。町では、農作物の被害軽減を目的とし、年間を通した有害鳥獣捕獲事業を実施していますが、効果的な被害軽減には、ほ場における侵入防止対策を行い、野生動物を引き寄せなくすること等が必要です。
野生動物の生態や対策の方法について、正しい知識を身につけ、自己防衛の強化をお願いします。
■有効な対策
(1)エサ場を作らない
ほ場や家の周りに収穫残さ、野菜クズ等や、実のなった果樹(柿の木等)を収穫せずに放置すると、野生動物を引き寄せるエサとなってしまいます。
エサが豊富な人里を行動域として認識されると、被害が拡大してしまう恐れがあります。
(2)身を隠せる場所を作らない
ヤブや草むらは、野生動物にとっては人里までの通路や隠れ家となってしまいます。住宅周辺や農地を適正に管理し、見通しをよくすることで、野生動物の行動域から遠ざけることができます。
(3)柵の設置
野生動物の種類や農作物に応じて、適切な電気柵やワイヤメッシュ等の柵で自分のほ場を囲い、農作物を守りましょう。
町では、一定の要件を満たした農業者の電気柵の設置に対して補助金を交付しています。
問合せ:役場産業環境課
【電話】296-5895
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