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【特集】災害から家族と自分の命を守る 備蓄と情報収集(1)

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埼玉県鴻巣市

【災害に備えた備蓄】

■災害時の備蓄は万全ですか?
ここ数年、夏から秋にかけ、ゲリラ豪雨や大型台風が頻繁に発生しています。
全国で甚大な被害をもたらした令和元年東日本台風では、本市でも避難所を開設するなど、市民の皆さんが避難する事態となりました。また、各地で地震が相次いで発生し、本市でも今後30年以内に高い確率で震度5強以上の地震が起こることが、県の調査で示されています。
そのような災害に備えて、皆さんのご家庭では備蓄をしていますか。「何を買えばいいのかわからない」「備蓄のスペースがない」と後回しにしていませんか。
災害はいつやってくるか分かりません。災害発生後は物流が滞り、食料や日用品の調達が難しくなります。市では、最低限必要な水や食料などの備蓄に努めていますが、数には限りがあります。いざという時に自分や家族の命を守るため、先延ばしにせず、皆さん一人ひとりが備蓄に努めましょう。

■備蓄品は「最低3日間、推奨1週間分」の用意が必要です
◇特に重要な3つの備蓄品
・水(2L×6本×2箱 ※1人1日3L)
・食料
・携帯トイレ

■食料の備蓄の例(大人1人1週間分)
▽主食(エネルギー源)
・米…2kg×1袋
・カップ麺類…3個
・乾麺(うどん・そばなど)
パスタ…1袋(600g)
そうめん…1袋(計300g)
・パックご飯…3個

▽主菜(たんぱく質)
・レトルト食品
牛丼の素やカレー等…9袋
パスタソース…3袋
・缶詰
サバ缶、やきとり缶など…9缶

▽副菜(野菜・果物)・その他
・日持ちする野菜
じゃがいも、たまねぎなど
・野菜ジュース
・果汁ジュース
・インスタントみそ汁
・即席スープ
・調味料(砂糖、塩、しょうゆなど)
・お菓子
(チョコレート、クッキー、スナック菓子など)

「普段料理をあまりしない方には、カップラーメン、非常食、お菓子などがオススメです」

■ローリングストックでムダなく備蓄
ローリングストックとは、普段の食品を多めに買い置きしておき、古い物から消費し、消費した分を買い足すことで常に一定量の食品が備蓄されている状態を保つ方法です。

■その他の備蓄品の例
・カセットコンロ
・カセットボンベ
・懐中電灯
・ヘッドライト
・モバイルバッテリー
・乾電池
・食品用ラップ
・食器類(紙皿、割り箸など)
・ウエットティッシュ
・家族に合わせた準備
(常備薬、流動食、離乳食、液体ミルク、ペット用の食事、おしりふき、ドライシャンプー、液体歯磨きなど)

「カセットコンロが使えれば、災害時の食事の幅も広がります。やかんや鍋も用意しましょう。」

■非常持ち出し品の準備
自宅外へ避難する場合に備え、すぐに避難できるよう持ち出し品の準備をしておきましょう。一例を紹介するので、家族構成に合わせて準備しましょう。

□貴重品
・現金
・身分証明書
・健康保険証
・印鑑
・通帳

□日用品
・懐中電灯
・ラジオ
・予備の電池
・スマートフォン、充電器
・ライター、マッチ
・軍手
・ティッシュペーパー

□衣類等
・衣服
・雨具
・タオル
・毛布

□医療品等
・常用薬
・応急医薬品(消毒液、軟膏など)
・生理用品
・紙おむつ、粉ミルク、ほ乳瓶

□食料品関係
・飲料水
・非常食(乾パン、レトルト食品、缶詰、チョコレートなど)

「非常持ち出し袋の重さの目安は、男性15kg程度、女性10kg程度と言われています。重すぎないか確認しましょう。」

問い合わせ:危機管理課
(【電話】内線2477)

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