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自治体の皆さまへ

2050年までに温室効果ガスの排出量を実質0とする ゼロカーボンへ 挑戦!

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埼玉県鶴ヶ島市

市民・事業者・市が一体となり「オール鶴ヶ島」でゼロカーボンに取り組むため、「第3期鶴ヶ島市環境基本計画」を策定しました。

■未来へ、そして子どもたちへ
▽なぜゼロカーボンなのか
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動により、甚大な被害をもたらす自然災害が地球規模で発生しています。国内においても、猛暑や集中豪雨、大型台風など、今までに経験したことのない異常気象が頻発し、私たちの生命や暮らしが脅かされる事態となっています。
日本政府は2020年10月、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を目指し、2030年の温室効果ガスを2013年度比で46%削減すると宣言しました。
これを受け、市では令和4年度に(1)企業との連携協定の締結、(2)鶴ヶ島市ゼロカーボンシティ宣言、(3)第3期鶴ヶ島市環境基本計画の策定など、ゼロカーボンに向けた推進体制の整備を行い、令和5年度より本格的な取組を開始します。

▽オール鶴ヶ島で
環境省によれば、当市の令和元年の温室効果ガスの排出量は、おおよそ27万トンとなっており、うち28%が家庭から、37%が事業所などからの排出であり、合わせて全体排出量の半分以上を占めています。
つまり、一人ひとりが脱炭素への取組を進めるとともに、市民・事業者・市が一体となり取り組まなければ目標の達成は困難な状況です。

【第3期鶴ヶ島市環境基本計画】
計画期間:令和5(2023)年度~令和14(2032)年度
目指す環境像:緑と水と生きものと持続可能な社会を目指すまち
温室効果ガスの削減目標:
(1)2030年度の鶴ヶ島市の温室効果ガス排出量を2013年度比で46%を上回る削減とする。
(2)2030年度の市役所の温室効果ガス排出量を2013年度比で50%を上回る削減とする。
計画書の詳細はこちら(本紙8ページにQRコードを掲載しています)

【鶴ヶ島市の温室効果ガス排出量】

▼‘挑戦’の一部を紹介します
令和5年度はゼロカーボンに向けたキックオフの年とし、啓発事業を中心に取り組みます。

▽楽しみながら実践 ヘチマ・プロジェクト始動
陸の島“鶴ヶ島市”から海を守ります
詳細は本紙裏表紙をご覧ください

▽節電+手軽に再エネ導入 省エネ家電の買換えを支援
省エネ家電の買換え費用の一部を補助します
・冷蔵庫、LED照明の買換え
・ポータブル蓄電池の購入
※詳細は決まり次第お知らせします

▽防災拠点整備の観点も 公共施設に太陽光発電
公共施設への太陽光発電設備などの導入を調査します
対象:避難所となる学校や市民センターなど

▼ごみの減量・資源化によるゼロカーボンの推進 ごみの減量・資源化を推進 生ごみの削減に取り組みます
5/8(月) 受付開始「生ごみ処理器キエーロ」の販売

◎Webでカンタン 捨てない暮らしを応援します
不要品の一括査定ができる「おいくら」をぜひご活用ください。
・「おいくら」はこちら詳細はこちら(本紙9ページにQRコードを掲載しています)

〇キエーロとは
国産木材の西川材で製作された箱型の生ごみ処理器。箱の中の黒土(各家庭でご用意ください)のバクテリアを利用して生ごみを分解します。正しく使えば臭いや虫の発生もほとんどなく、夏場なら1週間ほどで分解できます。生ごみが自己処理できるので、ゴミの減量とゼロカーボンに貢献できます。
〇使い方
(1)穴を掘る
(2)きざんだ生ごみと水を入れ
(3)黒土とよく混ぜる
(4)乾いた黒土でふたをする

〇種類・販売数
(1)箱型キエーロ:ベランダでも使用できる底付きのもの(高さ70cm×幅90cm×奥行50cm程度)・限定25基
(2)〈NEW〉直置き型キエーロ:畑や庭に直接置いて使用できるもの(高さ40cm×幅90cm×奥行50cm程度)・限定5基

〇購入について
対象:市税を完納している市内在住の方で、キエーロを良好な状態で維持管理できる方
金額:5760円
申込・受渡方法:窓口申込みのみ
※後日、購入決定通知書を送付しますので、窓口にて代金と引き換えにキエーロをお渡しします
※キエーロの製作には少々お時間がかかります
※お持ち帰りが困難な方は、事前にご相談ください
詳細はこちら(本紙9ページにQRコードを掲載しています)

問合せ:生活環境課環境推進担当

問合せ:生活環境課環境保全担当

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