◆民生委員・児童委員とは
皆さんがお住まいの地域に、民生委員・児童委員と呼ばれる方々がいるのをご存じですか。
民生委員は、民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された県の非常勤の地方公務員です。給与の支給はなく(無報酬)、ボランティアとして活動しています。民生委員は児童福祉法に定める児童委員を兼ねており、またそのなかから、子どもや子育てに関する支援を専門に担当する主任児童委員がいます。任期は3年です。
◆主にどんな活動をしているの?
〈訪問活動〉
民生委員・児童委員(主任児童委員除く)は担当区域を持ち、年間を通じて訪問活動を行っています。区域のなかで支援を必要としている方を把握し、見守り活動につなげています。
〈情報提供・パイプ役〉
悩んでいる方、困っている方の声を聴いて、サービスの情報提供や行政・地域のサポート先など関係機関につなぐ役割を果たします。
〈組織活動〉
地区の「民生委員・児童委員協議会」に所属し、定期的に委員同士で情報共有や意見交換、研修などを行っています。
◆どんな人が民生委員・児童委員になっているの?
特別な資格は必要なく、福祉活動やボランティア活動などに理解と熱意があるなどの要件を満たす方が、地域の推薦を受け、民生委員・児童委員に選ばれます。
◆秘密を守ります
民生委員・児童委員には、法律により秘密を守ることが義務付けられています。活動上、世帯構成や緊急時の連絡先などをお聞きすることがあります。ご理解とご協力をお願いします。また、相談内容や情報を他の人に漏らすことはありません。安心してご相談ください。
◆民生委員・児童委員のマーク
このマークは、幸せのめばえを示す四つ葉のクローバーをバックに、民生委員の「み」の文字と児童委員を示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕を表しています。
※マークは本紙10ページをご覧ください。
◆民生委員・児童委員はこんな活動をしています
○訪問活動 「こんにちは、お変わりありませんか?」
○情報提供 「車いすを利用したいけどどうすれば、いいかしら?」「○○サービスがありますよ」
○組織活動
○地域活動
○連絡(市、学校、その他関係機関) 「地域の方から相談がありましたので、○○○○をお願いします」
問合先:福祉政策課福祉政策・地域福祉担当
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