令和5年度中津市一般会計当初予算・1

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テーマ「共創のまちづくり～地域の力をなかつの未来に～」
これまで進めてきた暮らし満足向上のための施策の着実な展開、さらなる深化を図ると同時に、ポストコロナにおける社会経済活動の再活性化をめざし、市民のみなさんが自ら考え、地域の実情を踏まえた課題解決に向け取り組むことで活力づくりをめざす「共創のまちづくり～地域の力をなかつの未来に～」をテーマに、中山間地域の活性化、防災、子育て・若者への支援、教育のICT化、DX・GXの推進など、多様な施策を令和5年度当初予算に盛り込んでいます。

■令和5年度一般会計当初予算額：432億5,453万8千円
【歳入一般会計予算内訳】

【歳出性質別の内訳】

▽用語の解説
【歳入】
地方交付税…国が地方自治体に交付するもの
市債…公共事業などのために行う長期の借入金
繰入金…一般会計と特別会計間の資金運用や基金の活用など
【歳出】
公債費…市債の元金、利子を支払うための経費
総務費…戸籍や税金、庁舎の管理などの経費
扶助費…生活保護法や児童福祉法などの法令に基づいて支出する経費
人件費…職員の給与など
物件費…備品購入費、委託料などの経費
普通建設事業費…道路などインフラ整備に要する経費
繰出金…一般会計と特別会計間で支出する経費

■特別会計予算一覧

※農業集落排水事業特別会計および小規模集合排水事業特別会計は令和5年度より公営企業会計に移行しました。

■市債残高と財政調整基金残高の推移

【財政調整基金】
財源に余裕がある年に積み立て、不足する年に取り崩すことで財源を調整し、計画的な財政運営を行うための貯金です。令和5年度末財政調整基金残高は決算などにより変動するため表記していません。

◆中津市の一般会計の予算をナカツ家の家計に置き換えてみました。
年収432万5千円(428万7千円)
※金額のカッコ内は令和4年度当初
▽収入【歳入】
・給料【市税など】
116万円(112万1千円)
・親からの援助金【地方交付税・国県支出金など】
250万3千円(250万7千円)
・副業収入【使用料手数料など】
15万8千円(15万2千円)
・預金取崩し【繰入金】
18万4千円(16万6千円)
・借金【市債】
32万円(34万1千円)

▽支出【歳出】
・生活費【扶助費・人件費】
177万3千円(181万1千円)
・家の改造費【公共事業など】
48万2千円(46万3千円)
・教育費など【その他の事業費】
159万9千円(154万1千円)
・借金返済【公債費】
47万1千円(47万2千円)

○ナカツ家
収入のうち、約半分は親からの援助金で、さらに預金の取崩しや借金で家計をまかなうこととなります。必要な支出は削れませんが、出費をできる限り抑え、家計を安定させる努力をしなければなりません。