健康寿命とは、健康で過ごせる期間を示したものです。健康寿命延伸のために、フレイル予防が重要だといわれています。
■フレイルとは
フレイルとは、加齢とともに、体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を示します。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。フレイルは、早めに気づいて、適切に行動することにより、健康な状態に戻ることができます。
運動習慣、食習慣、社会参加などの予防法を実施することによって元の状態に戻れます!
◇予防の3つの柱
■フレイル・ドミノ
◇心あたり、ありませんか?
定年退職、病気、骨折、家族・友人との死別、免許返納、引っ越し など
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◇生活行動や行動範囲の狭まり
・外出がおっくうになる→こころ
・身体を動かす機会が減り、筋力が落ちる→からだ
・食欲がわかず、体重が減る→栄養
・活舌が悪くなる、よく噛めない→口腔
生活の変化を感じ取り、早期に予防策を取ることが大切です。自分や家族、地域にこのような人はいませんか?
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◇フレイルの進行(要介護)
◇ドミノ倒しにならないように!
~社会とのつながりを失うことがフレイルの最初の入口です~
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
■フレイル予防のために社会参加を!
フレイル予防には運動が効果的ですが、運動教室に参加していなくても社会参加をすることで、出かける準備をする、家から目的地まで行くなど、自然に身体活動を増やすことができます。自分に合った社会参加の形を見つけて、継続していきましょう。
◇さまざまな社会参加の形
・就労
・シルバー人材センター
・ボランティア
・近所付き合い
・週一体操
・文化教室
・孫の世話
・お茶会
・サロン
・町内会
・老人会
※挨拶だけでなく、2言目が出る関係性が大切です!
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