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自治体の皆さまへ

9月は「がん征圧月間」です(1)

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大分県日田市

安心を 明日につなぐ がん検診
(公財)日本対がん協会2023年度がん征圧スローガン

■「がん」について
高齢化時代の今日、2人に1人が生涯で1度はがんにかかると推計されており、加齢に伴ってかかる確率も高くなります。がんは誰でも遭遇する可能性のある病気ですが、日頃の生活習慣や生活環境を見直すことで、がんを予防できることも分かってきました。
また、がんは早期発見や治療法の進歩に伴い「不治の病」ではなくなりつつあります。自分や家族、親しい人ががんと向き合うことになったときに備え、がん検診の受診やがん予防はもちろん、診断や治療方法、緩和ケアなど、様々な情報を調べておくことも大切です。

■国が推奨する、5つの「がん検診」
現在、日本では5つの「がん検診」が有効な検診として推奨されています。これらの方法は、その有効性(死亡を防ぐ効果)があるということが科学的に証明されている検診です。
今年度、市では以下の項目に該当する人の自己負担を無料としています。


※国の対象は40歳以上ですが、女性は30歳代から乳がんのり患率(がんになる確率)が高くなることから、市では30歳以上(乳房超音波検査のみ)を対象としています。

■日田市のがん検診受診者数の推移
全国的に新型コロナウイルス感染症の影響による受診控え等から、市町村が行う住民検診(集団検診・個別検診)は、令和元年度に比べ受診者が1割程度減少しています。
日田市でも、令和2年度(流行期)集団検診の受診者は前年度に比べ、大幅に減少しました。また、令和4年度(ウィズコロナ)も令和元年度(流行前)と比べ、全てのがん検診で受診者が少ない状況が見られました。

■病気にかからないようにするには、まず「健康であること」が最も重要ー。
(一社)日田市医師会会長 長野浩志
病気にかからないようにするには、まず「健康であること」が最も重要です。そして「健康であること」を確認するには、やはり身近な医師に相談したり、検査を受けたりする必要があります。ここ数年、新型コロナウイルス感染症の流行によって一時的に検診やがん医療の受診者が減りました。今後、進行したがんや死亡例などの増加が懸念されています。年に1度の検診を受けることは健康維持のための重要な方法であり、結果を日頃受診している医師に相談することによって、的確な診断を得ることができます。また、より専門的な医療が必要と判断された場合は、すぐに適切な専門医や専門医療機関を紹介してくれます。
今後も、日田市医師会や日田検診センターは、市民の皆さまの病気の早期発見・早期治療を支援していきます。

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