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【農業サポーター】教えて!甲斐指導員

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大分県由布市

■今月の農作業
5月になり十分に暖かくなって定植した方が良い野菜はスイカ、メロン、トウガラシ、ショウガ、サツマイモ、オクラなどです。まだ間に合いますので定植してみましょう。

○ニンニク
ニンニクの芽を除去しましょう。芽が伸び曲がり始めた頃に行います。早いと裂球し遅いと球が太りません。芽摘み後20日ごろが収穫適期となります。

○タマネギ
晩生種の最後の肥大期です。施肥はダメですが水分は与えましょう。既に茎葉が倒れ始めても肥大はします。

○ショウガ
発芽に非常に時間のかかる野菜で、土中から芽が出るまで1ヵ月程度かかります。地温が重要で寒いと伸びません。また、肥料食いであり、大株を目指すなら元肥に化成、鶏糞、有機物をしっかり施した多肥栽培となります。

《春夏野菜の定植後の管理》
果菜類は持続して肥料を効かせる必要があります。追肥は少量で回数多く、を基本に10日〜2週間に1回行います。

○ナス
生育期間中は、水やりを十分行います。基本の3本仕立てにして、下部の脇芽は全て除去します。1番花が収穫できる頃に最初の追肥を行います。

○トマト
定植後は水管理のみで様子を見ます。追肥は、大玉は1段目の果房の大きさが卓球玉くらいになってから最初の追肥を施し、ミニは3段目が咲いてからです。葉色が濃く巻き込むようであれば無理な追肥をせず様子をみましょう。

○キュウリ
親ヅルは150cmまで伸ばします。子ヅルは1節で摘芯し孫ヅルを伸ばし収穫量を増やします。追肥は最初の収穫が始まってから行い、その後2週間ごとに施します。収穫期間中に水切れしないように管理しましょう。長さ20cmの大きさで収穫する早採りを心掛けましょう。収穫期間も延びます。
いわゆるツル性植物に分類されるスイカやカボチャ、ゴーヤ、メロン、キュウリなどは、親ヅルより子ヅルや孫ヅルを伸ばします。親は1本ですが子は4本伸ばすことで実が増え、さらに、親よりメス花が着きやすかったり、良い実が多くなったりするなど、収量を増加させることができます。芯止めを行うのはそのためです。

問合せ:農政課
【電話】097-582-1293

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