【シリーズ】由布市 人材育成教育(29)

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「由布の魅力を発信できる地域のリーダーとして、地域に貢献する自立した〝由布の人〞づくり」

今月は、6月29日に行われた「地域別意見交換会」について紹介します。
この意見交換会は、大分県教育委員会が主催し、県内各地で行われているものです。今年は、「『地域とともにある学校づくり』をめざした学校運営協議会と地域学校協働活動の一体的推進」のテーマのもと、協議が行われました。
当日は、はじめに谷小学校で授業参観・意見交換会が行われました。授業参観では、4年生と6年生の授業を参観しました。4年生は、谷地区にある「白岳神社」宮司の佐藤さんにインタビューを行い、話してもらった情報を整理し、まとめる授業を行いました。6年生は「谷の未来を考えよう」というテーマのもと、谷地区で生産されている農産物を航空写真上に配置し、生産状況を把握する授業を行いました。1人1台端末を活用することで、子どもたちが調べた内容を、1枚のシートに一斉に書き込むことができたり、友達が調べた内容を同時に共有できたりと、ICTの利便性を活かした授業になりました。
授業後の意見交換では、谷むらづくり協議会の田中会長に話をしていただきました。田中会長は「谷地区にとって、谷小学校はなくてはならないものだと考えている」と話し、地域にある学校の維持発展を強く願っていました。このように、谷むらづくり協議会は子どもたちの活動に全面的に協力してくれていることが分かり、まさに「地域とともにある学校」だと感じることができました。
今後も「由布学」を通して地域との関係を密にし、教育活動がさらに充実するように取り組んでいきます。
※谷小学校、東庄内小学校の由布学の取り組みの様子を動画にまとめました。次のQRコードから視聴できますのでご覧ください。

「由布市人材育成教育」についてご意見、情報提供などがございましたら、由布市教育委員会学校教育課まで、ご連絡をお願いします。
【電話】097-582-1179

※QRコードは本紙17ページをご覧ください